6、喧嘩っ早い二人 ページ7
廊下を歩いて、自室の近くまで来てようやく私はほっと溜息をついた。
皆が信じてくれないなんて
あんな冷たい目で見られるなんて、思ってなかった。
『私はあなたが憎い』
あれ、どういうことやろ？まあいい。潔白を証明しなければ。
と思っていた矢先、ヒュンッ、と後ろからナイフが飛んでくる。
「うおあおいえっ！？」
奇怪な叫び声を上げて私はそれをよける。飛んでいったナイフの位置は、ちょうど私の後頭部あたりだった。……いや殺す気か。
？「ちっ……よけられたか」
振り向けば、見慣れた緑のパーカー。ゾムだ。
「なんやねん。いきなり危ないな。」
zm「お前もやったやろうが。しかも非戦闘員の女性に。」
……ベリーちゃんのことっすか。
呑気にそう思っているが、その間にもゾムが鋭い蹴りを放つ。
「喧嘩嫌いやねんけど。」
zm「お前が言うか？それ」
会話しながら私も負けじと蹴りを放つ。売られた喧嘩は買う！それが私の信条だ。(馬鹿)
はいはい、馬鹿って知ってますよ。
zm「なんでベリーにあんなことした。仲間やのに」
「私はしてない。」
zm「嘘つくな」
「嘘じゃない。どうせ信じやんのやろうけど」
zm「確かに信じられへんな。」
「ッ、じゃあなんで聞いたん！」
私の振り下ろした手刀がゾムの腕にヒットする。
その時、フードの陰からわずかに―わずかにゾムの口角がつりあがっているのが見えた。
「おい、なんで笑ってんねん。」
zm「笑ってないし」
「いや笑ってた！」
zm「笑ってねえよ！ｗ」
「もう隠す気ないやろお前ーーーーーーー！！！！！！！」
私の蹴りが、クリティカルヒットした。
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焔花(プロフ) - なむさん» あれ、まだ関西弁でしたか？ご指摘ありがとうございます。 (2020年4月5日 19時) (
レス) id: 501ef726e1 (このIDを非表示/違反報告)
黒夢_Kurom(プロフ) - rnさんは関西弁じゃないかと。。。 (2020年4月5日 10時) (レス) id: f94faa5d3a (このIDを非表示/違反報告)
なむ - htrnさんは関東住みなので関西弁ではないと思います… (2020年4月3日 21時) (レス) id: 578fe9d1f1 (このIDを非表示/違反報告)
焔花(プロフ) - アルさん» 既に自分のペース(亀)ですね。ありがとうございます、頑張ります！ (2020年3月12日 18時) (レス) id: 501ef726e1 (このIDを非表示/違反報告)
焔花(プロフ) - 紅葉さん» そう言ってもらえていただけると本当に嬉しすぎて作者が発狂します(笑)。ありがとうございます、頑張ります！ (2020年3月12日 18時) (レス) id: 501ef726e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：焔花 x他1人 | 作成日時：2019年7月27日 17時
