1・〈ドレスローザ編から(2年後)〉 ページ2
ロフランナ視点
電伝虫〈ﾌﾟﾙﾙﾙ〉
『電伝虫…?』
久しぶりだな、ココに電伝虫からの電話がかかってくるのは。
ドフィ「こいつは、俺が出よう。」
『嗚呼。』
ガチャ
麦わらの一味「出たぞー！！」
「しー！しー！」
五月蝿く電話を出るのは麦わらの一味。
相変わらずの五月蝿さ。
我らとは大違い。
麦わら「俺は、モンキー・D・ルフィ!海賊王になる男だ！」
「おい！黙れっつてんだろ！」
麦わら「もしもし！おい！ミンゴ！」
相変わらずの麦わらは、ドフィの事をミンゴと呼ぶ。
ドフィはあまり気にしていなさそうだが、ミンゴ呼びは初めてだな。
ドフィ「ん？」
麦わらの長い話が入る。
長話は嫌いだ。
鬱陶しい
……じぃさんと言う単語出てきた。
多分、シーザーの事だろう。
今度はぶっ飛ばすからな！」
そこしか、聞いていなかった…。
状況的にドフィを倒すって事だろう
ドフィ「モンキー・D・ルフィ。兄の死から2年ばったりの姿を消し…どこで何をしていた。」
確かに、新聞を毎日取っていたが麦わらの一味の記事が出てくる事がなかったから
てっきり、海に落ちて溺死でもしたかと思っていたが……
麦わら「ぜってぇ言えねぇことになってるんだ!!」
こいつらの事だ。
強者に勝つために特訓でもしてたんだろうな。
ただ、いくら強くたって我らには負けるわけがない。
ドフィ「フフフフフフフフ、俺はお前に会いたかったんだ。」
麦わら「え？」
ドフィ「俺は今、喉から手が出るほどお前が欲しがるものを持っている」
喉から手が出るもの。
そうつまり、悪魔の実
それも普通ではないもの………
麦わら「お、おい、それはどれぐれぇ美味え肉なんだ！？」
雑魚は兄者の宝より
自分の食料の方が大切なのか。
『馬鹿らしい。』
ｶﾀﾝｯ
そう呟き
椅子から立つと
麦わらが「え？」と返ってくる。
聞こえていたのか。
こいつらのお遊びには付き合いきれねぇ。
我らの国の
ドフィ「行くのか？」
『嗚呼、散歩に』
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作者名：フルーツ・ココア | 作成日時：2019年9月8日 19時
