.橙 ページ11
＜重岡side＞
�霤�｢おはよ〜｣
中間｢おつかれ〜｣
桐山｢崇裕ええとこ来たわ笑 あれ覚えてる？｣
�霤�｢なになに？笑｣
楽屋に入ると照史と淳太が楽しそうに談笑していた。
�陲舛磴鵑寮力辰鮖廚そ个靴燭箸�でゲラゲラ笑っている。
俺らの分も背負って、大人と戦っていた年上組の絆。
何年も一緒に活動して繋がりは強くなったけれど、
一緒に腹を括った仲には、絶対に入れない。
俺には分からない話で盛り上がる3人。
本当の孤独は誰かといる時に感じるもので、
ずっとメンバーを避けていた自分を呪った。
神山｢朝からテンション高いな〜笑｣
居場所がなくて考え込んでいると、
神ちゃんが当たり前のように会話に参加してきた。
3人は神ちゃんにも分かるように説明し始める。
あれ、俺も参加してよかったんかな？
邪魔しちゃダメだと思ったけど、いつもこんな遠慮してたっけ。
狂ってしまった調子を整えようと一旦楽屋を出ることにした。
桐山｢しげ、自販機行くん？｣
｢うん｣
桐山｢待って、俺も行くわ。笑いすぎて喉乾いた笑｣
照史の一言でまた調子が狂った。
照史が財布を持ってくるのを待って、2人で廊下を歩く。
そういえばまだ挨拶してなかったな。
｢おはよう｣
桐山｢おぉ、おはよう。何急に笑｣
｢いや、言ってなかったと思って｣
桐山｢そう？スタッフさんには挨拶したん？｣
｢した｣
桐山｢そっか、偉いな｣
スタッフさんを大切にすること。
それを教えてくれたのも照史達で。
自分達が輝くのにどれだけの人が支えてくれているのか、
苦労人の3人はその有り難さをよく知っていた。
桐山｢そういえばこの前神ちゃん家行ったん？｣
｢うん。結局2泊したわ｣
桐山｢中学生か。笑
仲ええな〜その話ファンの子達喜ぶやろな｣
｢神ちゃんと俺の話？｣
桐山｢そう。
やっぱシンメやし、お互いのことよう知ってるやん？
もんちとしげには俺らが邪魔できん絆っていうか…
俺で言う淳太くんみたいな、ね。
ずっと一緒にいるってなかなか難しいことやし、
背中預けられる頼もしい相方がおるってええよな。
あ、もちろん俺もしげの背中預かるけどな｣
｢俺と照史…しげあき？｣
桐山｢誰やそれ｣
照史の軽快な笑い声が廊下に響く。
そっか。
しんどい時そばに居てくれる人って限られてるよな。
俺の隣が神ちゃんでよかった。
自分の持ち主を確かめるように首筋をなぞった。
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夜光(プロフ) - みささん» コメントありがとうございます！励みになります！ゆっくりですが完結できるよう頑張ります(ง •̀_•́)ง (2022年5月16日 12時) (
レス) id: 4599a482ed (このIDを非表示/違反報告)
みさ - 面白いです！更新待ってます！ (2022年5月14日 9時) (レス) id: 6097d6630f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜光 | 作成日時：2022年5月3日 1時
