青：仕事終わり ページ28
＜藤井side＞
久しぶりに8人揃っての仕事。
撮影もインタビューも終わった俺らは
誰も楽屋から出ようとしなかった。
小瀧｢今回の�陲舛磴鵑�Aのカット絶対話題なるで｣
神山｢え〜めっちゃ楽しみやわ、買お｣
�霤�｢恥ずいって笑 嬉しいけどめっちゃ嫌や…｣
重岡｢てか淳太次の仕事あるんやろ？おつかれ！｣
桐山｢そうや、淳太くん忙しいんやから。帰れ帰れ笑｣
中間｢帰らそうとすな笑 まだ時間大丈夫やから｣
学校の放課後のようなゆるい会話が続く。
A｢やっぱり安心するなぁ。帰ってきた〜って感じ｣
くだらないやり取りを見ていたAが嬉しそうに呟くから
こんな時間も幸せなんだと改めて実感した。
今日の仕事はこれで終わり。
Aもオフだと聞いて、家まで送るついでに
さっき思いついたライブ案について話すことにした。
名残惜しそうに楽屋を後にするA。
｢大丈夫。これからまたうんざりするほど会うから｣
そうだねと笑うその目は少し潤んでいた。
｢Aの家久しぶりや｣
A｢ごめんご飯とかなんもなくて｣
｢ええよ、なんか頼も。飯食ったら眠なるから先風呂入り｣
宅配で早めの夕食を注文し、テレビを見て寛ぐ。
風呂から上がったAの無防備な姿が見れるのは
信頼されている証拠だ。
｢髪伸びたな｣
A｢乾かすのめんどくさいんよ｣
｢わかる。ドライヤー持っといで｣
ソファに座ってAの髪を乾かす。
柔らかな指通りとシャンプーの香りが心地いい。
｢Aって女の子よな｣
A｢え、どういう意味？笑｣
｢いや、ライブ後とかオフのA見ることはあったけど
やっぱ普通の子と変わらんなと思って。
仕事場では女の子じゃなくてメンバーやん？
男社会やから女って意識させんように
格好とか言動とか気ぃ使ってるし｣
仕事で女の子扱いされることを嫌がってたから
俺らもいちメンバーとして接していた。
｢でも最近のAはそれを武器にして個人仕事頑張ってて。
今日の撮影見て、この魅力は活かしたいなって思ったんよ｣
Aが嫌がると思って避けていた男女を絡ませる演出。
今の俺らならできると思った。
A｢流星がやりたいなら私も全力でやる。
誰よりもみんなのこと考えてるし、信じてるから｣
すっかり乾いた髪をかきあげ、
いい女にしてね？と笑うA。
まだ見ぬ俺らの可能性に、胸が高鳴った。
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亜由 - 自分のペースで書いて下さい。シェアハウスのお話も楽しみしてます。 (2023年1月31日 4時) (
レス) id: 056f326efc (このIDを非表示/違反報告)
夜光(プロフ) - 亜由さん» 返信遅くなってすみません💦リクエストありがとうございます！ゆっくりですが、お答えできるように頑張ります！！ (2023年1月31日 0時) (レス) id: b668a8ff43 (このIDを非表示/違反報告)
亜由 - 主夢がインフルエンザにかかったお話を書いてもらえませか？ (2023年1月23日 3時) (レス) id: 056f326efc (このIDを非表示/違反報告)
亜由 - イブかクリスマスのお話を書いてもらえませか？書ける時でいいですから。 (2022年12月23日 16時) (レス) id: 056f326efc (このIDを非表示/違反報告)
夜光(プロフ) - 亜由さん» 感想ありがとうございます！更新頻度低めですが、楽しんでいただけると嬉しいです♪ (2022年12月20日 5時) (レス) id: 221577bf69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜光 | 作成日時：2022年3月26日 5時
