イナクロmemberで合宿！

3.告白 ページ4

円「実はな…」

みんなに緊張が走る。
これってやっぱり…！？

円「サッカー部で合宿することになった！」

ん…？
暫くの沈黙があり、みんなはズッコケた。
今にもズッコケメロディーが流れ出しそうな雰囲気である。

「なーんだ！事件じゃないんだ」
「ビックリしたなあ、もう！」

この部活を取り巻いていた緊張が、一気に解けるのを私は肌で感じた。

でも良かった！悪いニュースじゃなくて！

円「すまんすまん。みんなが驚くだろうと思って…」

監督は苦笑いをしながら頬を搔く。

監督、こんなキャラだっけ？

疑問に思いながら監督の次の言葉を待つ。

円「そろそろ強化合宿を行わないといけないなあと思っててな…。なかなか暇がなくて言えなかったんだよ」

なるほど、そういうことか。

円「まぁ、そういうことだ。練習頑張れよ！」


…二度目のズッコけ。

ちょ、監督って天然？？笑
自分から言って詳細言わないの？

浜「ちょーいちょい！説明は無いんですか？」
速「そうですよぉ…。びっくりです…」

浜野先輩と速水先輩が、私が言いたかったことを代弁してくれた。

円「お、そうだな！ごめんな、みんな！」

…ホント大丈夫かな…笑

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