イナクロmemberで合宿！ (ページ29)

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26.お風呂ページ29

黄「ふぃ～。ここがお風呂かぁ…。」

階段を一気に駆け上がったからか黄名子ちゃんは息が荒い。
階段を上がっただけで汗が…。

水「おっ、Aたちじゃねぇか！」

正面から水鳥先輩と茜先輩が手を振っていた。
どうやら、丁度お風呂に入るところだったらしい。私たちは五人で入っていく。

「汗掻いて気持ち悪いよ～！私、先入っとくね！」

私は服をパッと脱ぎ、葵が言葉を投げかける間もなく、お風呂のドアを開けて飛び込んだ。
体を洗っていると葵と黄名子ちゃんが入ってきた。

葵「ちょっとA！早いよ～！」
黄「すごいスピードだったやんね～！」

二人はキャッキャッと笑っていた。

後から水鳥先輩と茜先輩と合流し、体を洗ってお風呂に浸かった。

黄「すごく良い湯加減やんね～！」

黄名子ちゃんはは湯船の中で泳いで遊んでいる。

水「こら黄名子！行儀悪いだろ！？」

水鳥先輩に怒られて黄名子ちゃんは「ごめんなしゃい…。」と笑っている。
茜先輩は目を瞑って「シンサマ…。」と呟いていた。

葵「A、さっき何で倒れていたの？天馬たちに何かされたんじゃ…。」

葵が心配そうに顔を覗き込んできた。…葵、意外と勘が鋭いからな…。

貴「だ、大丈夫！疲れがきたのかなぁ？」

私は苦笑いして「そろそろ上がる？」と話題を逸らした。
葵は「うん！」と短く返事をして黄名子ちゃんを呼んだ。
水鳥先輩と茜先輩はあと少し入浴を楽しむということで後から出るそうだ。

私たちは着替えて部屋へと向かった。