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誠也side ページ37
誠也side
さすがにみんな疲れててその日は寝たみたい。
次の日、昼くらいに起きてスマホを見ると10時頃にAから不在着信が。
うわ、申し訳ないな。と思ってかけ直したらすぐに出てくれた。
「ごめんな？寝とったわ。」
A「いや、大丈夫！こっちこそごめんな。」
「どうかした？」
A「特にないねんけど…。」
「ん？」
A「昨日はありがと。あの後、自分なりにケジメついたっていうか、割りきれたから。」
「…なら良かったわ。みんなさ、「いつもAちゃんには貰ってばっかりやから」って言うてたから。」
A「そんなことないのにな…。笑」
「今日帰るん？」
A「うん、夕方に帰ろうかなって。」
「誰かからLINE来た？」
A「昨日こじけんから来て、今朝は晶哉とよしくんから。」
「結局小島から動画きたん？」
A「そう。笑 手話で「Aのペースで走れ。俺らは給水所で待っとくな。」って謎の動画が。笑」
「小島の名言や。笑」
A「たぶん、晶哉は知らんからリストには載らんけどな。笑」
「そっか。笑」
A「みんなに会いたいな。」
「集合かけたら来ると思うけどな。笑」
A「嘘やん。」
「ホンマって！聞いてみよか？」
A「え、ええの？」
「なんならグループLINEあんねんからそれで送ってみたら？」
A「そっか。」
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作者名：鶴 | 作成日時：2023年12月28日 14時
