見つけてほしかった９【Seiya. S】 (ページ19)

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リチャside ページ19

リチャside

「そっか。」

A「そうそう。笑」

「じゃあ…また明後日。」

A「ん！頑張ってな！」

次の日、一日中リハがあって正直めっちゃ疲れたけど帰る準備をしながら嬉しそうなのが１人。

晶哉「なんか今日せーやくんテンション高いですね？」

小島「よな！晶哉も思った？」

誠也「今日の夜Aがウチ来んねん！」

正門「えー！そうなんですか？」

誠也「そう！」

そう言うことか。

遠足前の子どもみたいやな。笑

ウキウキしながら足早に帰る最年長を見守って、各々帰路に着いた。

そして迎えたわっしょいCAMP当日。

楽屋入りすると、正門だけや思ってたのに、珍しく小島と佐野と大晴もおった。

正門「あっ、リチャくんおはようございます。」

「おはよ。…今日アイツら早ない？」

正門「あー、ワクワクしてるんとちゃいます？笑」

「かな？笑」

それから少しして、集合時間ギリギリになって駆け込んできた末澤とA。

A「ほら！ギリギリなったやん！」

誠也「いや、間に合ったから！」

A「は！？私が朝起こさんかったら遅刻やったで？」

誠也「…すんません。」

付き合いたてのカップル……って言うよりオカンと息子みたいなやりとりをしながら入ってきた。

そのあと結構な時間、Aに会えて嬉そうなメンバーに囲まれたAは、久しぶりの再会が嬉そうやった。