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You side ページ6
Aside
誠也「PRIDE！」
「…気付いとったんや。」
リチャ「気付かへんわけないやろ。」
誠也「あれ、やっぱりAが作ったん？」
「作ったっていうか、あのときの曲リメイクしただけやけどな。」
丈「いつ？」
「中２の夏休み？」
リチャ「どんな経緯でAぇに提供することになったん？」
「お世話になっとるドラムの先生が、知り合いのジャニーズの曲をよく作ってはる方に「Aぇ！groupにどうですか！」って売り込んでくれたみたいやな。」
リチャ「先生凄ない？笑」
「せやねん！パワフルな方やからいろいろ尊敬しとる。」
誠也「初めてPRIDEのデモ音源聞いたときのことなんか、未だに覚えとるもん。」
リチャ「俺もや。最初のドラム聞いた瞬間末澤と目ぇ合ったよな。」
「仲良しや〜ん。」
誠也「いや「仲良しや〜ん」ちゃうねん！笑」
リチャ「ホンマにびっくりしてんから！」
丈「急に俺に電話かかってきてん。末澤が「Aや！」ってしか言わんからすぐ切ったけど。」
誠也「おい！笑」
丈「まぁ、初めてPRIDE聞いたときは、すぐあんときの曲やなって分かったで。」
「そんなに覚えとったん？」
誠也「まぁ…な？」
リチャ「その濁し方じゃA分からんから。」
丈「ハッキリ言うたらええやん。」
誠也「俺がAのこと思い出せたんは、あのときの曲があったからやねん。」
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作者名：鶴 | 作成日時：2023年10月9日 21時
