見つけてほしかった６【Seiya. S】 (ページ36)

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晶哉side ページ36

晶哉side

じゃあ誰なん？ってなるよな。

大晴「彼女じゃないなら、誰と楽しそうに毎日連絡してるんですか？」

えっ！…大晴くんめっちゃ踏み込むやん。

誠也「え？そんなに楽しそうにしとる？」

せーやくん無自覚なんや。最近スマホ気にする回数めっちゃ増えてるのに。笑

小島「まぁ、してますよね。笑」

「いやいや「えっ！」みたいな顔せんとってください、誠也くん。笑」

誠也「無意識やったわ。リチャも気付いとった？」

リチャ「まぁ、なんとなく表情で「今LINEしてんねや」って分かるくらいには。」

誠也「…正門も！？」

正門「まぁ。笑」

誠也「ホンマ!?」

小島「で！誰なんすか？」

誠也くんめっちゃリチャくん見るやん。

みんな、なんとなく想像はついてんねんけど。

どうしても隠したいなら言う必要ないとは思う。

でも、ファンレター事件、PRIDE以来進展のなかった誠也くんとAさんの関係に変化があったかもってなったら気になるもんな。

正門くんは眉をハの字にしつつも気になることは気になるみたいで止めることはしてこーへん。

リチャくんは誠也くんの「どうしよう」って目線を感じて苦笑いしつつ

リチャ「末澤の好きにしたら良いと思うけど、正門たちは昔からずっと我慢してくれたで？…そもそも隠すことじゃないと思うし。」

それを聞いた誠也くんは「せやな」ってボソッと呟いてこっちに向き直った。

誠也「いろいろ待たせてごめん、最近俺がLINEをしとるんはA。」