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リチャside ページ27
リチャside
末澤の部屋で寝ることになった俺と丈。
布団も２枚やし、Aはしのパパとしのママのとこで寝るんやろな〜ってみんな思うやろ？
Aもそう思ったんか、末澤の部屋を出ようとしたらちょっとキレ気味に止めた部屋の主。
え？「なんであっち行くん？」って言うても「そりゃAの布団ないからや。」しか理由ないやろ。
末澤の発言に、仕方なさそうに戻ってきたA。
末澤は満足そうやけど、Aももう中３。Aは気にしてないみたいやけど流石にAと話しといた方がええかなと思って
リチャ「A、ちょっと来てくれへん？」
廊下に呼んだ。
A「どしたん？」
「そんな呼び出すほどじゃないとは思ってんけど、A末澤の部屋で寝るんよな？」
A「せやな。」
せやなって…無防備すぎひんか？
そりゃ俺たちは友達みたいな関係やけど、何の躊躇もなく男３人の部屋で寝るでって言えるAの危機感はどうなんや？
「もし嫌やったらしのママのとこ行ってもええよって話やねんけど。」
A「嫌？」
「まずな？末澤の中のAは５、６歳のときで止まってんねん。」
A「うん。」
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作者名：鶴 | 作成日時：2023年10月9日 21時
