見つけてほしかった６【Seiya. S】 (ページ26)

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You side ページ26

Aside

玄関まで迎えに行く。

「おかえり～って、２人もおるやん」

丈「そりゃ昨日だけじゃ話し足りひんやろ！」

「…まあな？」

リチャ「そんなこと言うけど嬉しいんやろ？」

「そりゃそうやで！」

誠也「素直やな。笑」

奥の方で親たちが「昔から仲ええよなぁ。」って話す声が聞こえた。

なんか恥ずかしいわ。笑

そんなことは露知らず、リビングまでの道をワイワイはしゃぎながら歩く３人は、ホンマに成人したんか不思議なくらい。

リーくんは昔からやけど、大人っぽいとこがあるからまだええねん。

問題はせーちゃんと丈くん。

記憶の中のまんまやで？あのとき高校生とかやんな？

…いや、考えるん止めよ。そこも２人の良さってことにしとこ。

結局遊びまくった私らは、末澤家のご厚意に甘えてみんなでお泊まりすることに。

せーちゃんの部屋に敷かれた布団は。…二枚。

オカンとオトンは別の部屋に敷いてあるんやで？せやからそっちで寝ようとしたら

誠也「なんであっち行くん？」

ってちょっとキレ気味に言ってきたから、大人しくせーちゃんの部屋に戻った。

せーちゃんの部屋は布団三枚は余裕で敷けるのに？

まぁ、手間を増やすのも申し訳ないし…と割りきって寝ようとしたらリーくんに廊下に呼ばれた。