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誠也side ページ22
誠也side
A「大人…そっか！もうお酒飲めんねや！」
「車の免許もあるで。いつでもどこでも連れてったるから。笑」
A「せやったら専属のタクシーやな。」
「言い方悪いな〜。笑」
A「アッシーくんよりマシやろ。」
「それはせやけど、どこでそんなアッシーくんとか覚えてくんねん。」
A「アッシーくんは、漫画で出てきてん。」
「へー。まぁ、暇やったら車乗せたるわ。」
A「ホンマに!?なら東京まで…」
「新幹線で行けや！笑」
A「どこでもって言うたやん。笑」
「限度ってあんねん。関西圏ならええけど。」
A「せーちゃんの車の助手席以外ならどんな車でも好きやで？」
「なんで俺の車はアカンねん!?」
A「まぁ、そんな話はどうでもええねんけど。」
「おい！笑」
話しすぎて気付いたら話し始めて３時間。
Aの相槌が上の空になってきたから寝ることに。
そりゃそうやな。今日は疲れたやろうし。
眠そうに目を擦るAを見て、そういう仕草は昔と変わってへんねやって微笑ましくなる。
ほら、頑張って歩きや。って声をかけつつ支えながら歩いてAの部屋にAを送り届ける。
ベッドに入ったとたん寝息を立てたのを確認して部屋を出た。
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作者名：鶴 | 作成日時：2023年10月9日 21時
