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You side ページ20
Aside
「一時期はな？声出したくなくて手話の勉強もしとったから手話も日常会話なら余裕やで。」
誠也「凄いな。俺の言ったこと…努力家と才能が合わさった人やって覚えとる？」
「手紙よな？」
誠也「そう。それとは少しちゃうかもしれへんけど、努力できる才能って凄いねん。」
「ありがと。…なんか恥ずかしいな。」
誠也「なんで？」
「せーちゃんの言葉は真っ直ぐやから。」
誠也「ｯ…それ、Aもやで。笑」
「子は親に似んねん。」
誠也「俺いつからAの親なん？笑」
「んー、親って感じじゃないんよな。」
誠也「なら何？」
「友達みたいな、めっちゃ仲良い兄妹？」
誠也「あー、分かるかも。」
「こじけん兄妹みたいな。」
誠也「小島んとこなぁ。会ったことないけど小島は妹のこと大好きやからな…ってか、Aぇ！groupのことめっちゃ知っとるやん！」
「そりゃ、ずっとせーちゃんたちの活躍見て応援しとったからな。」
誠也「ずっと…いつから？」
「ホンマに、せーちゃんおらんくなってもずっとやで。昔は何回もせーちゃんから離れようとしたけど、いくら試しても無理やった…。笑」
誠也「嬉しいこと言ってくれるやん。」
「ホンマに、DVDとか見とってもずっと目で追うのはピントも合ってへんようなせーちゃんやってん。」
誠也「……。」
「…ありがとう。続けてくれて。」
誠也「こちらこそ、ずっと応援してくれて、見守ってくれてありがと。」
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作者名：鶴 | 作成日時：2023年10月9日 21時
