見つけてほしかった５【Seiya. S】 (ページ1)

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You side ページ1

Aside

荷物は送ってあるから、あとは飛行機で行くだけ。

オトンとオカンはついて来たそうやったけど、今日は普通に平日。

大事な会議を中止にしようとしとったから必死で止めて、空港までじいとばあに迎えに来てもらった。

東雲母「A…。」

「なんやねん、そんなに悲しそうな顔して。笑」

東雲父「寂しないんか？」

「んー、ずっと会えへんくなるわけちゃうし、寂しいけど電話とかできるからなぁ。」

東雲母「楽観的やな。笑」

東雲父「誰に似たんや？」

A/東雲母『自分やろ！』

東雲父「え？ホンマぁ？」

ひとまずお別れやのに締まらんなぁ。笑

じい「ほな、搭乗アナウンス流れたし…行くか？」

「うん。」

東雲母「何かあったらすぐ連絡やで!?」

東雲父「そうそう！あと、何もなくても連絡やで？」

「なにそれ！笑まぁ、楽しんで生活するから安心してな？」

ばあ「大切にするから、覚悟しときや！笑」

東雲父「おとん、おかん、Aのこと…よろしくな！」

東雲母「よろしくお願いします！」

じい/ばあ『任しとき!!』

「ほな、またな～！」

A父母『行ってらっしゃい!!』

飛行機でひとまず福岡に。

その後、飛行機を乗り継いで対馬に着いた。

空港の看板には【ようこそ対馬へ！！】の文字。

…ここから新しい人生の始まりやな！！