誠也side ページ17
誠也side
そんな状態のリチャに声をかけることは憚られて、丈が声をかけようとしたとき、リチャが
リチャ「ごめん、ちょっと頭冷やしてくる。」
と言ってスマホを引っ掴んで足早に出ていった。
丈は気まずそうにしながらリチャが出ていった方と俺とを交互に見て、何かを少し考えた後、
丈「…ちょっとリチャの様子見てくるな。」
と言って後を追いかけて行った。
俺が分かることは、リチャのところに俺は行ったらアカンってこと。
理由は分からへんけど感覚的に、今のリチャを助けられるのは丈しかおらへん気がした。
明らかな不信感と共に残された俺は２人が戻ってくるまでどうすることも出来ず２人のあの反応に呆然としていた。
でも、しばらくして周りが俺に隠し事をしとることへのイライラが募っていった。
周りはみんな知っとることを自分が全く覚えてへんことへの恐怖と、そんな周りが俺に秘密にしようとしとることへの不満だけが俺の中に渦巻いとった。
何か手がかりはないかと、スマホのカメラロールを遡ってみても女の子らしき写真は１枚もなくて落胆する。
そうしているうちに時間が経っていたようで、丈から
丈リチャ落ち着いたから戻るな。
ってLINEが来た。
既読を着けて１分くらいで個室のドアが空いて２人の姿が見えた。
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鶴(プロフ) - 妃楼さん！読んでいただきありがとうございます！メッセージ、正解です！初めてコメントを頂いたのでとても嬉しいです!!長いと自負しているので一気読みしてくださるほど愛していただけると知れてこれからも頑張ろう！と思いました！妃楼さんもお体に気を付けください！ (8月18日 21時) (
レス) id: e16ce7ad76 (このIDを非表示/違反報告)
妃楼(プロフ) - 初めまして!昨日このお話に出会い、追いつきました。私も兵庫に住んでます！あの手紙のメッセージ、縦読みで｢忘れないデ｣ですよね！素敵です！これからも楽しみにしてます！鶴さんの無理ない範囲で、 頑張って下さい。毎日暑いので、お身体にお気をつけ下さい！ (8月14日 21時) (レス) id: 617c3b12c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鶴 | 作成日時：2023年8月13日 23時
