見つけてほしかった３【Seiya. S】 (ページ37)

今日:38 hit、昨日:41 hit、合計:31,868 hit

リチャside ページ37

リチャside

絶対に何か言いたそうな顔やから、末澤が話すよりも先に口を開く。

「服はこだわりがあるやろうから、教科書類段ボールに纏めとくな？」

誠也「おん。ありがと。」

誠也「あんな？ひとり暮らしは心配やからってウチのお手伝いさんの１人が一緒に住みましょか？って言ってくれてん。リチャ、伊藤智弘分かる？」

「伊藤くんって昔から末澤のお世話してはる兄ちゃんやんな？そんなに年も変わらんやろ？」

誠也「そうそう。智弘のお父さんもウチにおるから子供の頃から仕事場着いてきてて仲良くなってん。」

「そうやったんや。」

誠也「智弘なら遠慮しやんでええし、一緒に来てもらおうかな～思うて。」

「末澤と伊藤くんホンマの兄弟みたいに仲ええもんな。ええんちゃう？甘えて。向こうから言ってくれたんやろ？」

誠也「おん。」

「よかったな。末澤のオカンたちも安心やろ。」

誠也「ほな、オカンにそのこと言ってくるわ。その間、準備よろしく。笑」

「人使い荒いよな。後でなんか奢れよ？笑」

誠也「え～。まぁええよ。笑」

末澤が部屋を出たから一通り部屋を散策する。笑

クローゼットは高校生あるまじきハイブランドの服が並ぶから、スルー。何かあったら怖いからな。

次は…机かな。