誠也side ※ ページ32
※年末の大晴くんの件に関する話題ですので、ご自衛よろしくお願いします。
誠也side
ホンマに突然やった。
急にマネさんから来た連絡。
連絡にあった場所に向かうと、大晴とリチャ以外の３人、事務所の役員？が何人か座ってて。
空気は今までにないくらい張り詰めとった。
少ししてドアが開いて、入ってきたのはリチャ。
家が遠いからしゃーないよな。
役員「…全員揃ったので、話を始めます。」
小島「全員って…大晴がまだ来てませんよ？」
役員「福本くんはこの場には呼んでいないので。」
正門「…どういうことですか？」
役員「福本くんはこの事務所との契約解約になりました。」
「……は？」
役員「理由はコンプライアンス違反。」
リチャ「どういうことですか？」
役員「そのままの意味ですよ。」
役員「事務所から退所。もちろんAぇ! groupからも脱退。」
晶哉「ちょっと待ってください…なんでですか？」
役員「理由はコンプライアンス違反としか。」
「大晴と話させてください。」
役員「それは禁止。福本くんにも退所のタイミングで接触禁止と伝えてあります。」
役員「何があってもこの決定は揺るがないので。」
冷たい標準語で、俺ら５人の理解を待たずに進められていくこれからの話。
…ホンマにどういうことやねん。
コンプライアンス違反って何？
デビュー決まっててんで？
頭の中はそれだけやった。
気付いたら話はAぇ! groupをどうするかって話やった。
役員はみんな出ていって、５人だけの会議室。
沈黙を破ったのは俺でも正門でもなく、リーダーやった。
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作者名：鶴 | 作成日時：2024年3月29日 18時
