誰が為 (ページ7)

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誠也side ページ7

誠也side

昼飯を食い終わって、これから午後どうしようかと思っとったら佐野が

晶哉「せーやくん、午後何するんですか？」

「午後やろ？今ちょうど考えとってん。」

晶哉「もし良かったら家行っても良いですか？」

「ええけど…急やな。笑」

晶哉「思い立っちゃって。笑」

「今日送ってもらったから電車やけど大丈夫？」

晶哉「もちろんです！」

それから、お会計は俺が奢って２人で電車に乗って俺の家に来た。

……そういや今日、小島にも奢ったな。笑

俺の家に着いて、慣れたように俺の部屋に行く佐野。

晶哉「ちょっといろいろ触りますね？」

「ん？お～。」

佐野が部屋にある棚の１番上の引き出しを開けて取り出したのは…ノート？

「何それ。」

晶哉「これですか？定期的に、スマホのメモの内容まとめて写したりいろいろメモしたりしとるんですよ。スマホが壊れたりしたら大変やから。」

「…見てもええ？」

晶哉「もちろんですよ！誠也くんのものなんで！」

佐野が渡してくれたノートを開いた。

佐野が言うように、最初の何ページかは【毎朝確認】に書いてあったみたいなことがコピーして貼ってあった。

それから何ページか空白のページがあって、次に見えたのはメンバーの文字が並んだページやった。