誠也side ページ5
誠也side
メイクが終わった頃に正門たちが帰ってきたから、俺と小島が入れ替りでスタジオに。
小島「よろしくお願いします！」
「お願いします！」
撮影は基本的にカメラさんからの指示があるから、それに沿って撮ってもらう。
可愛い系の撮影やったからお姫様抱っこされたり引っ付いたりが多かったけど、スムーズに終わった。
一旦楽屋に戻ったら、リチャと大晴はスタジオ。
正門、佐野ペアのインタビューが盛り上がりすぎて俺らのインタビューまで少し時間があるらしい。笑
話す内容どうしよう…と思っとったら隣に居った小島に手を引かれる。
小島「ちょっと自販機行ってきます！ まっさん、終わったらLINEして？」
正門「了解〜。」
小島に連れられて来たのはホンマに自販機の前。
２台ある自販機の前をウロウロして、悩む素振りの小島。
「何か飲むん？」
小島「ん〜これが良いです。」
「ん。これな。」
小島「えっ、ありがとうございます！」
奢ったら子どもみたいに喜んでくれて、こういうとこは後輩感あるなって。笑
小島「今日のインタビューなんですけど、「子どもの頃のエピソード」「好きやった絵本」「近況」の３つが聞かれるらしいんですよ。」
「うん。」
小島「近況以外はいけますよね？」
「いけるな。」
小島「ですよね。近況は、今からLINE送るんでそれについて話してもらったらええと思います。」
小島が送ってきた写真には、今月の俺の行動が大まかに書いてあった。
小島「俺と買い物行った話か、Aぇで居るときの話やったら助け船も出せるんで！」
「……ありがと。」
小島「いーえ！ ぼちぼち戻りましょか。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 259人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：鶴 | 作成日時：2024年3月6日 0時
