それでええから (ページ8)

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You side ページ8

Aside

せーちゃんとのLINE中、晶哉との電話の話になって思い出した。

急に恥ずかしくなってLINE終わらせてもうたけどさ。

今改めて考えたら「おやすみ」の後に名前を入れてくるところ、少ないはずのオフに私のことを呼んでくれるところ、他にもたくさん。

今までの私鈍感すぎひん？ってくらいの好意が溢れとった。笑

なんかソワソワしてもうて、お迎えにきてくれた川崎さんに笑われる始末。笑

そのまま東雲家に連れてってもらって、オトンたちと話しとった。

話す途中で気になって、オトンに聞いてみてん。

「オカンたちって、オトンが猛アピールしたから結婚したんやんな？」

東雲父「せやで？どないしたん、急に？」

「いや、オカンってさ、鈍感やった？」

東雲母「え！？何よ、急に。笑」

東雲父「いやー、もう怖いくらい鈍感やったで？ずっとアタックしても好かれとるんやって気付かんし、そのくせして無意識でこっちが勘違いするようなこと言うし。」

「どんなの？」

東雲父「一緒におって落ち着くとか、優しいなとか。こっちの気も知らずに。笑」

東雲母「ホンマに、申し訳なかったなとは思うわ。笑鈍感すぎた。笑」

………私、オカン譲りってことか。

なんなら晶哉との会話で全部言うたな。

………オトンの言ったこと、せーちゃんも思ってんねやろな。

申し訳ない。笑