今日:78 hit、昨日:167 hit、合計:52,777 hit
小｜中｜大
誠也side ページ19
誠也side
俺の足の間に大人しくホールドされて、スマホで動画見とるA。
動画を見ながらたまにフッって笑うAのスマホの画面を覗き込んでみたら、AぇのHEPの観覧車の回で。
「…A？」
A「ん〜？」
「それが好きなん？」
A「…せやな。」
「なんで？」
A「せーちゃんが晶哉に照れて顔真っ赤にして口数多なるから？笑」
「それイジってるやろ？笑 ホンマは？」
A「さのすえがなんかオモロイって言うか、２人の雰囲気好きなんよね。」
「そうなんや。」
A「あと、やっぱり思い出すなって。」
「２人で乗ったとき？」
A「そうそう。あのとき、せーちゃんが初めて観覧車に乗せてくれてとにかく楽しくて。」
「おれも「せーちゃんといっしょ乗る！」って言われたとき嬉しかったな。」
A「曲作ってって初めて言われて、ツーショ撮って、てっぺんくらいでいつかデビューするって指切りして。」
「めっちゃ覚えてんな。」
A「大事な思い出やからな。」
「俺も、HEPの観覧車は結構な思い出やな。」
A「今度１人で乗ってこようかな。笑」
「え！思い出、上書きされてまうやん！」
A「いや、せーちゃんはもう晶哉とのでされとるんやから。」
「せやけどさ…。」
A「分かったって。よっぽど乗りたいってなるまでは乗らんから。」
「！！やった！」
ホンマは一緒に乗りたいしAもそう思ってるんやろうけど、どうしても…な？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 263人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：鶴 | 作成日時：2024年1月10日 0時
