それでええから (ページ14)

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誠也side ページ14

誠也side

佐野とAが話し終わったみたい。

佐野が戻ってきて、小島たちが「何て？」って聞いとる。

晶哉「Aちゃんに何があったか聞いたんですけど、えーっと、誠也くん。」

「何？」

晶哉「本気出しすぎです。余裕で有罪ですよ。」

「え？」

晶哉「何が「何もしてへんって！」なんです？手ぇ出す直前ですやん。」

リチャ「はぁ？」
正門「嘘でしょ？」
小島「おー！」

三者三様の反応をしたと思ったら、佐野に詳しく聞き始めた。

Aは、思い出したんかまた顔が赤くて、こっちの話は聞いてへんみたい。

それを見ながらまた「可愛えな…。」とか思っとった。

共有を終えた４人が来て、囲まれる。

「みんなして何やねん。笑」

正門「急にやりすぎですって！」

リチャ「ホンマにさ、Aが男慣れしてないの分かってるやろ？」

小島「そこなんですよ！好きなのは分かるんで、イチャイチャするのは全然大丈夫良いと思うんですけど、段階って言うか。Aちゃんに合わせてあげたってくださいよ。」

晶哉「俺らが口出すのもおかしいんですけど、Aちゃんの友達として…ね？」

「…善処します。」

リチャ「…絶対やで？」

「……はい。」