彼女は記憶喪失　ヘタリア

踊りながら ページ42

アーサーは軽やかに踊る
なんか足引っ張ってないか心配

そんな心配を読み取ったのか
(ア)ボソ「大丈夫、この中の誰よりも上手だぜ」
なんて言われた

(ア)「なぁ覚えてるか？前にもこうやって踊ったことあるんだぜ」
A「え？」
(ア)「あ、ターン」
A「あ、うん」クル
(ア)「前にもこんなパーティーがあったんだ」
A「入学式の...パーティー...」
(ア)「！あ、ああそうだ」
A「なんで分かったんだろう。」
(ア)「あの時もお前はピンクのドレスでさ。そんなに好きなのか？」ｗ
A「な、悪い？」
(ア)「いや、その略。可愛い...」///
A「！あ、ありがと」///
そのあとは恥ずかしくてお互い話せなくて
けど
沈黙を破ったのは
(ア)「あのさ」
アーサーで
(ア)「思い出してくれたか？」
A「...ごめん」
(ア)「そうか...ま、いいけどな」

会話が続かない。どうしよう

(菊)「A？どこですか？」
A「！菊」
(ア)「あ...時間切れ、だな」
アーサーの手が離れる
(ア)ボソ「もし、過去を思い出したいなら、抜け出して中庭に来てくれ」
A「え」
(ア)「事故のことも...話すから」
A「！？」
なんで？なんでアーサーが事故の様子とか話せるの？その場にいたの？
(ア)「じゃぁな」

(菊)「あ、いたんですか。探しましたよ」

(菊)「？A」
A「ごめん。用事ができちゃった。行かなきゃ」
(菊)「え？A！！」
ごめん、菊。知りたいの。事故のこと

(菊)「A...」
(？)「き、菊さん！踊ってくれませんか？」
(菊)「...貴女は」

中庭→←パーティー

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