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その刹那、ドギャア！！なんて今まで聞いた事のないような音が玄関から響く。
何事かと起き上がろうとした時、耳朶に感じた微かな痛み。動くなと言われてやっとピアスを開けられた事に気付いた。何か？いや、そんな事よりも今、家が破壊されなかった？
「ちょ、…え？……」
『優秀じゃねぇか、このセコム。…まぁ、少し遅かったがな？』
これって何の音ですか？！なんて身を捩ってもやけに楽しそうに口角を吊り上げるそのイケメン…
パラパラと背後に砂煙を立てながらリビングの扉を開けたその人はー
「っ！…実弥さん？！いや、え？！ちょっと…ん？」
『…あ゛？んだテメェ……、それ』
『ああ！悪ぃなあ！！…てか、俺は頼まれたんだぜ？Aちゃんの初めてどーも！』
その言い方は語弊があるんじゃ、なんて言う間も無くケラケラと笑う宇髄さんに青筋を立てながら掴みかかった実弥さんは完全に��ブチギレ��である。
Aの上から退けとドスの効いた低い声がこちらまで背筋がゾクリとする。いや、まずい。というか私が頼んだ事をやってくれただけの宇髄さんは怒られるような筋合いはない訳で…
「ちょっと！実弥さん落ち着いて下さい、宇髄さんは悪くないですよ…！」
『良い悪いの問題じゃねェ、俺が許せるか許せねぇかだァ…。テメェ、俺の女に傷入れるとは良い度胸してんじゃねぇか、なァ？』
『あらあら実弥くん、昔の血が騒いじゃった？…つか、お前がちゃんとしてやんねーから俺がやっただけだろ？』
馬鹿力で浮いた大男の身体、早速さと抜け出すとこれは収めるの私じゃ役不足じゃないかなんて不安は置いておいてビキビキと血管の浮かび上がるその腕にしがみ付く。
え？何この力…びくともしないんだけど、鉄棒だよもはや？
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月(プロフ) - Ariさん» 承知です〜〜！パート2本日立てられましたので…順次取り掛かりますね…！！楽しみだ〜！！玄弥くん個人的にめっちゃ好きです…！ (2020年5月5日 17時) (
レス) id: 899799b6f0 (このIDを非表示/違反報告)
月(プロフ) - kazukiさん» パート2本日なんとか立てれました〜！！そちらでのお答えになるかと思いますがめっちゃ面白そうすぎる！！書くのが楽しみです…！ (2020年5月5日 17時) (レス) id: 899799b6f0 (このIDを非表示/違反報告)
Ari(プロフ) - いつもありがとうございます！キュンキュンしました！！さねみんに心配されてみたいです！次は玄弥くんに、照れながら姉ちゃん呼びされる話読みたいです！ (2020年5月2日 21時) (レス) id: 106cb627d8 (このIDを非表示/違反報告)
じゃんみく(プロフ) - 月さん» ありがとうございます！デート良きです…！大変なところもあるかと思いますが、頑張ってくださいね！ほんとに、応援してます！ (2020年5月2日 19時) (レス) id: eec2b385f7 (このIDを非表示/違反報告)
kazuki(プロフ) - いつも素敵なお話ありがとうございます！ 実弥さんが女子高生から迫られる？？（鞄に手紙が入ってるとか、思わせぶりなメールが届くとか・・・）で、夢主さんが信じてるんだけど、モヤモヤしちゃう話が読みたいです！ よろしくお願いします！！ (2020年5月2日 18時) (レス) id: af9d4574ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月 | 作成日時：2020年4月25日 11時
