……。【参】

いも、、え？ ページ24

▷◁





「ン？誰だ？」





わぁお……

飛べそうなくらいフサフサなまつ毛の男の子と、

顔になかなか大きな傷のある男の人が来た。





「この子、A」





マイキー君がさっきと同じように私の紹介をすると、

荒師さん今牛さんと異なり、

今来た二人はすぐに名前を教えてくださった。





「明司武臣だ、よろしくな」

「ジブンの名前は千咒だ！よろしく！」





いや、まぁ知らない人に名前教えたくないか普通……となると、荒師さん今牛さんの方がちゃんとしてるのか？

この二人がフランク過ぎるのか？？





「武臣は初代副総長！で、千咒は武臣の妹だよ」





あー、この二人もご兄弟で……ごきょう…え？？

千咒さん……いも、、え？？？





『！？！？！？？』

「…男だと思った？」





今牛さんがククッと笑う。





『……………………』





お、思いましたが……？？え、マジで女の子？？？





「おー、ジブン女だよ」

『！？！！！？』





お、おん……なの、こ！！？！？

えっ、まぁ…確かに中性的だとは、思ったけど……

おなご！！？





「じゃあそれぞれの自己紹介もこんくらいにして、Aちゃんの知りたいこと教えるね」





ちょっと、あと二時間くらい待っていただけますか真一郎さん。

情報が追いつかないままどこかへ行きそうなので、ちょっと待っていただけますか。





「まず、オレと武臣が幼なじみで…………」





あ、普通に話が始まってしまった。

落ち着け私、脳を整理しろ。





「真ちゃんは自分より強ぇやつとしかケンカしねぇから、いっつも負けててケガばっか」

「オマケに泣き虫で女にゃフラれてばっかでなぁ」





……おや？真一郎さんに続いて、

今牛さんと荒師さんも口を開いたが、

あまり良い話ではないような…。





「オイ！！カッコイイとこだけ話せばイイだろうが！！」

「せっかく知りたいって言ってンだ、本当のこと教えてやってるだけだ。なぁ、ベンケイ」

「ああ」

「黙ってろッ！！！」











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センジュって真一郎君のことなんて呼んでましたっけ…そもそも呼んでましたっけ…。
あ、センジュの性別知ってる人は、こちらで都合イイように決めてます。原作の通りではございません。

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仲良し四人組→←はじめまして、初代黒龍さん

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