燃えてきた ページ3
▷イザナ◁
「はははっ!!それでそんな不機嫌なのかイザナ!(笑)」
「うるせぇ真一郎……笑ってンじゃねぇ…」
Aは、ケータイに
“マイキー君の言った通り、イザナさんが怖いと思うのは事実です”
って打ち込んでオレに見せた。
それを見たマイキーは、「だってよイザナ…気にすんなよ」と言って笑った。
殴りたくなるほどに腹立つ顔で、だ。
「…………真一郎はイイよな、Aからのイメージもイイしよ」
「そうか?全然怖がられてると思うけどなぁ」
「表情違ぇから。オレが話しかけた時と、真一郎が話しかけた時」
「はぁ〜ン……そうかぁ、よく見てるな(笑)」
「ただいま」
Aを家に送りに行ったマイキーが、店に戻ってきた。
「万次郎…Aちゃんも人に慣れたいって言ってンだろ?イイじゃねぇか、イザナもこう言ってるしよぉ」
「ヤダ。……それに、オレが言いてぇことあるのは、イザナに限ってじゃねぇ」
マイキーはオレを睨むと、そう言った。
「あ?」
「ん??」
「オマエんとこの、灰谷兄弟もだ」
「は?アイツらがなんだよ」
「前、Aが怖い思いしたってウチの三ツ谷が言ってた」
「……いや、それはオレなんにも関係ねェだろ」
「総長ならオマエが止めろよ」
「めんどくせぇな…」
真一郎がタバコに着火しながら、「Aちゃんは、面倒な男に好かれちまったなぁ」と静かに言った。
「イザナ」
「ンだよ」
「…やめろよ、Aは」
「……やめろって言われて、やめると思ってンならオマエは大バカヤロウだぞマイキー」
言い返すと、マイキーの瞳の奥が一層黒くなった気がした。
ンな反応したら…オレとしちゃあ逆に燃えちまうけどなァ……。
「オレもイイ恋愛してぇ〜」
「シンイチローは無理だろ、20連敗記録塗り替えて終わる」
「それは違いない」
「オイオイ」
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歓楽街(プロフ) - ニックスさん» 若狭、【伍】にて書かせていただきました。リクエストありがとうございました! (2022年1月11日 20時) (レス) id: e98f01d612 (このIDを非表示/違反報告)
歓楽街(プロフ) - 綾葉メグさん» イザナのお話投稿しました、ネタ提供ありがとうございました! (2022年1月11日 20時) (レス) id: e98f01d612 (このIDを非表示/違反報告)
歓楽街(プロフ) - ニックスさん» 若狭、【伍】にて書かせていただきました。ありがとうございました! (2022年1月5日 19時) (レス) id: e98f01d612 (このIDを非表示/違反報告)
歓楽街(プロフ) - graybearさん» ありがとうございます〜!!! (2021年12月31日 13時) (レス) id: e98f01d612 (このIDを非表示/違反報告)
歓楽街(プロフ) - 夢プリンさん» 三ツ谷更新しました、リクエストありがとうございました! (2021年12月25日 16時) (レス) id: e98f01d612 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:歓楽街 | 作成日時:2021年11月28日 15時