六本木に来たのですが ページ17
▷◁
あの日…
タケミチに連れられ、初めて東京卍會の集会場に行った日から1ヶ月と少し。
随分とマイキー君ドラケン君には慣れました。
ええ、それはもう…10秒以上目を合わせられるくらいに。
…なんですか。
全然進歩してねぇじゃねぇか!!って言ってる人なんですか。
なんで褒めてくれないんですか。
頑張れば15秒くらい出来るし!!
汗止まらないけどさ!
でも泣いてた時より凄い成長してるじゃん!
……って、今日はそんなこと言ってる場合じゃないんだよ。
そう…今日は、ななななんと…
「タカちゃん、アレ知ってる?柚葉に聞いたんだけど、今流行ってんだって!美味いらしいよ!」
「へぇ…全然知らなかったワ。さすが柚葉だな」
えぇ、そうです。
弐番隊のおふたりと、なぜか六本木に来ています。
うん......なんで!!?
なんでこの仲睦まじい二人と部外者の私が!?
なぜオシャレな人が蔓延る六本木に!?
…というのもまぁ、きっかけはそれもこれも例のマイキー君からのあの一言で、、
ーーーーーーーーーーーーーーー
「A」
『ひゃ...ヒっ!?』
「な、そろそろ他の幹部とも話してみねぇか?」
『…………!?』
ほんの数日前に、マイキーからそう提案された。
私はもちろん驚き散らした。
「いや、イイよもっとあとでも。…けど、オレとケンチンにも結構慣れてきたでしょ?どう??」
どう?と聞かれると私としては断りたいのだが、マイキー君は当然善意でそう言ってくれてるわけで……。
「三ツ谷とパーちんがよく言ってるんだよ、なんでオレとケンチンだけそんなAと仲良いんだって(笑)」
あぁ〜……いや、あぁじゃないわ。なんで??
「オレがなにー?」
『ヴォ……!?!?』
「あ、悪ぃAちゃん…(笑)」
ミツヤ君気づけば後ろやら隣やらにいがち。恐ろしや。
「……どーする?A、頑張る?」
『…』
頑張れ、私!!私なら、出来る!!……と、おもう…。
頷くと、マイキー君は「おっけ」と短く言った。
そして私の隣に立つミツヤ君に話を切り出した。
ミツヤ君は、その話を聞くとすぐに私を外出に誘ったのだ。
ウウン……行動力…!!
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孤白(プロフ) - 歓楽街さん» ほんとですか!!ありがとうございます!!!!!! (2022年1月11日 20時) (レス) id: 6ad8b616d2 (このIDを非表示/違反報告)
歓楽街(プロフ) - 孤白さん» 遅くなってすみません、【伍】にて若狭登場してます! (2022年1月11日 20時) (レス) id: e98f01d612 (このIDを非表示/違反報告)
歓楽街(プロフ) - STELLAさん» 話の流れ的に、ナンパ形式が難しくて少し改変してしまいましたが、【肆】にて書かせていただきました。ネタ提供ありがとうございました! (2021年12月12日 9時) (レス) id: e98f01d612 (このIDを非表示/違反報告)
歓楽街(プロフ) - なつきさん» 遅くなってしまいましたが、【肆】にて書かせていただきました!ネタ提供、ありがとうございました! (2021年12月11日 8時) (レス) id: e98f01d612 (このIDを非表示/違反報告)
歓楽街(プロフ) - ニックスさん» 遅くなってしまいましたが、【肆】にて書かせていただきました。ネタ提供ありがとうございました! (2021年12月11日 7時) (レス) id: e98f01d612 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:歓楽街 | 作成日時:2021年11月20日 11時