……。【東リべ/逆ハー ??】

滅多打ちする人 ページ40

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履歴を確認すると、私の端末からマイキー君のケータイへこんなメッセージが送られていた。





“突然ごめんなさい。
私の人見知り克服をお手伝いしていただけたらと思って連絡しました。というのも、今回の一連の小騒動で、やはりこの性格には難があって周囲の方も私自身も困ることが多いので、改善しなくてはと思ったからです。
なので、どれだけ時間がかかっても、たくさんの人と仲良くなろうと決意しました。ですが図々しいお願いなので、気分を害されたら無視していただいて大丈夫です。”





多分、放課後に先生のところへ話をしに行った時だ……。










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「行ってら。あ、荷物アタシが見とくからいーよ!」


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アイツ……急いで打ったにしちゃ丁寧な文章だなコラ。





『……死にたい』

「…お、オレが代わりに釈明しようか？」

『頼む………………いや、待って。やっぱり少し考える』

「？」

『……1ヶ月くらい、』

「いや、少しじゃない……」

『まぁ冗談。でも、もしかしたら本当に…最後のチャンスかもしれないじゃん？里香の言った通り、私は高校に入った瞬間に社会的死を遂げるかもしれないし……』

「うん…」





そんなことないよ！とか言ってよ！！！

いや、言えるわけないか……私のことずっと見てきたタケミチだもん。

容易に想像も出来るだろうな。





『……マイキー君って、どのくらい怖い？』

「えぇ………最初はでも、この人が総長？って感じだったな」

『それはそうだろうね』





小さいしね。

最初はドラケン君がマイキー君かと思ったもん。





「でも、そのすぐ後に仮にも自分の部下である奴をグーで滅多打ちにするとこ見たら、マジで肝冷えた」

『は？』

「で、初めて集会にお邪魔した時にマイキー君の顔つきを見て、あぁこの人総長なんだなぁって思った」

『……うん。やっぱり辞めようかな…。グーで滅多打ちする人に協力求めるなんて、とんでもないことなんじゃない…？』





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