ヒーローは遅れて ページ31
▷◁
「早くAんとこ戻ってやれよ」
「は、ハイッ…ありがとうございます」
走ってAのところに戻ると、予想外の光景に目を疑った。
Aが、デケェ男に絡まれてる。
アレって…半間、修二？
な、なんでこんなとこにいるんだ！？
どうしよう……！早くAを助けないと…！！
「A！！！！」
『た……、みちっ…』
Aは青ざめた顔で泣いていた。
そりゃそうだ、半間はドラケン君以上の背があるし、何するか分からない気まぐれな性格と聞く。
怖いに決まってるよな。
「おい、Aから離れろよ…！」
「アァ？誰だテメェ」
「Aになんの用だよオマエ！」
ヤベェ……まさかケンカすることにならねぇよな？
オレじゃ、Aのこと守りきれる自信ねぇ……。
「コイツがあの“マイキー”のケツに乗ってたって情報仕入れてなァ……彼女かと思ったんだが、聞いてもなんも言わず泣くだけで困ってたんだ。オマエ、コイツの知り合い？」
「うるせぇ、早く離れろ。泣いてるだろ！」
殴ったところで、きっと防がれる。
でも、コレしか方法が分からない。
オレは飛びかかろうと足を踏み出した。
その時、横を凄い速さで何かが通り過ぎた。
『ッ……！！！！』
何か。
……それがマイキー君だと分かったのは、既にマイキー君が半間に蹴りを入れた後だった。
半間も不意をつかれたにしてはしっかり腕でガードはしていたけど、やっぱりあのマイキー君の重い一撃は堪えるようで、手をプラプラ振っていた。
「あはっ♪本人のご登場かァ。いってぇ」
「ンだテメェ。Aから離れろ、殺すぞ」
「なんだ、やっぱりコレはマイキーの女だったのか」
「だったらなんか問題あんのか。オレはAから離れろって言ったんだ。早くしろ」
『…………、、、！？』
半間は「ひゃはっ」と不気味に笑い、そのまま何も言わずにどこかに行った。
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歓楽街(プロフ) - 夢プリンさん» もう馬鹿な話書きすぎて、どの閑話のことか分からないですが(白目)、楽しんで頂けたのなら何よりです！笑 (2022年7月18日 23時) (
レス) id: e98f01d612 (このIDを非表示/違反報告)
夢プリン(プロフ) - 私はカッパwwwしばらく笑いのツボから抜け出せなかったww (2022年7月18日 0時) (レス) id: 0c2c417461 (このIDを非表示/違反報告)
歓楽街(プロフ) - ふらんそわ。さん» 遅くなってすみません(;_;)ありがとうございます、頑張ります！！ (2022年2月26日 23時) (レス) id: e98f01d612 (このIDを非表示/違反報告)
歓楽街(プロフ) - ふらんそわ。さん» ありがとうございます、頑張りますー！ (2022年1月11日 20時) (レス) id: e98f01d612 (このIDを非表示/違反報告)
ふらんそわ。 - まってｗ夢主ちゃんの反応が面白くてｗｗ読んでて凄い楽しいです！頑張って下さい！ (2022年1月5日 11時) (レス) id: a9062ff2f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：歓楽街
| 作成日時：2021年11月10日 23時
