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檜山side
『もう分かった！私がやる！私がやるから！』
予想だにしてなかった声が俺の耳に通ってついには視線の先に居た。
さっきまで騒がしかった今日は一瞬で静まり返り、全員が彼女の方を見ている。
誰もが黙り込み動こうとすらもしない。
檜｢えっとー、とりあえず皆落ち着こっか。一旦席着いて｣
桜井の発言にまだ動揺を隠せていないクラスメイトが次々と席に着いていく。
動揺してるのは俺も同じ
檜｢桜井、本当に大丈夫なの？｣
一瞬嬉しそうな顔を見せてすぐに困ったような表情に変わった彼女に声をかけた
檜｢文化祭、バンドもあるけど体力持つ？｣
だいぶ前だが知り合ってまもなかった時のあのこと、や直近での体育祭での出来事を思い出す
そんなことを考えてたら桜井は小さく頷いた
『他にやる人いなければ、私やります！やりきります！』
2つに結んだ髪の毛が揺れ動いた桜井の芯の通った声が耳に響く
学級委員の子と目を合わせて軽く頷き
檜｢なら、
男子は湧、女子は桜井に担ってもらいます。
ただ！他人事だとだけは思わないように！｣
そう言った瞬間クラスからは
“Aちゃんありがとー！”
“思いっきり楽しもうねー！”
“湧、桜井に迷惑かけんなよー？”
やっぱり仲の良いクラスだと思わせる声が聞こえてきた
檜｢そしたら、ここから仕切りは2人にお願いします｣
クラスのコンセプトは？何をやるのか？
今から決めることは盛りだくさん
机に戻る俺と
教卓に向かう桜井がすれ違ったタイミングで
｢俺も全力で助けるから。頼ってね。｣
桜井にしか聞こえない声で呟いた
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あねもね ．(プロフ) - 凛さん» ありがとうございます꒰՞⸝⸝ᴗ ·̫ ⊂՞꒱マイペースですが最後まで何卒よろしくお願いします( ՞. ̫.՞) (2月5日 22時) (
レス) id: 9dcc1396ce (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - 続き、楽しみにしてます。 (2月4日 13時) (レス) id: 2691b3b464 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あねもね ． | 作成日時：2024年2月3日 1時
