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Aside
『檜山くん、？』
檜「ああ、ごめんまだベッド座ってて」
状況が理解できないまま、言われるがままにベッドに腰をかけた
その瞬間、肩に何かがあたって丁度目の前にあった姿見に映し出された自分の姿を見ると
ボロボロの三つ編み
考えるより先にとにかくカーテンを閉めて髪を戻す
三つ編みが戻り、お団子になれば代わりにボロボロ溢れてくる涙。
なんでよりによって檜山くんの前で…
髪が崩れるのは、私が普通の女の子に戻ってしまう合図。
ヒロインじゃ無くなってしまう。
やっとできた好きな人…の前でこんな姿になってしまったのは
もう今まで研究してきた髪型も全部全部
無駄
涙は止まらないけれど檜山くんにこれ以上心配を掛けたくなくて
とにかく目を拭いて檜山くんを呼ぶ。
あーあ、メイクも全部とれちゃった。
カーテンが開くと今の私とは真逆のやっぱりかっこいい檜山くんが立っていた。
檜「体調どう？落ち着いた？」
『うん、おかげさまで
本当にありがとう』
檜「全然、俺はなんも出来なかったし」
時折見せる檜山くんの笑顔
やっぱり好きだ
檜「青木帰っちゃってさ」
『予定あるとかないとか言ってたかな…？』
いや、言ってなかった気がする
檜「立てそう？」
そう言って手を差し伸べる檜山くんの姿は
まるで王子様だった。
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あねもね ．(プロフ) - 凛さん» ありがとうございます꒰՞⸝⸝ᴗ ·̫ ⊂՞꒱マイペースですが最後まで何卒よろしくお願いします( ՞. ̫.՞) (2月5日 22時) (
レス) id: 9dcc1396ce (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - 続き、楽しみにしてます。 (2月4日 13時) (レス) id: 2691b3b464 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あねもね ． | 作成日時：2024年2月3日 1時
