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頼もしい味方 ページ7

見ると、ドイツが仁王立ちで睨みつけていた。


アル「なにをする!」


ドイ「そこは俺の席だ。すまないがどいてくれ」


アル「ああ、ここの席の人?悪いけど代わってくれないか?俺転校生で、やはり知り合いの近くの席の方がいいんでね」


アルシエは急に下手にでて、言ったが…。


ドイ「転校生なら知っておけ。俺は規則を守らない奴は許さん。規律を乱すものは例えどこぞの王様だろうが容赦しないからそのつもりでいろ」


アル「勝手に席を代えるのは規則違反なのか?」


ドイ「当たり前だ。それから、転校生ならまず職員室に行くべきだと思うが違うか?」


アル「そうだな、では今から行くことにする。じゃあ、A、後で」


そういってアルシエは教室をでていった。


思わず私は床にへたりこんでしまう。


ドイ「A、大丈夫か。顔色が悪い」


あ『う、うん。大丈夫だよ。でも、ドイツ、すごく厳しいね』


ドイ「普段なら、あんなことはいわないぞ。しかし、あいつはAを虐めていただろう?」


あ『え、そうみえた?』


ドイ「ああ、あいつが何かいうたび泣き出しそうにしていた。俺はあんなふうに弱者虐めを楽しむ奴は大嫌いだ。それに……」

あ『それに……?』


ドイツはとても恥ずかしそうに言った。


ドイ「兄さんにAの隣の席になったと言ったらーーよろしく頼む!ーーーと言われたんでな。あのまま放っていたら、兄さんに顔向け出来ない……。て、なにが可笑しいんだ、A?」


思わずクスリと笑ってしまった。


多分プロイセンが言ったのは社交的辞令のようなものだと思うけど、それを真面目に受け取っているドイツが可愛く見えたのだ。


ドイ「ま、まあとりあえずあいつがまた虐めにきたら俺に言え。どうやら俺には苦手意識をもったようだからな」


あ『うん、ありがとうドイツ!』











アル「イギリスからきました。アルシエです。社会経験を深めるためにしばらくの間、皆さまと一緒に勉強することになりました。どうぞ、よろしくお願いします」


パチパチと拍手が起こる。みんな国ではない人間が入学してくることに、少し違和感を感じているようだったが、特にそれを口にだす人はいなかった。

ベルギーとかは、イケメンやん!とか喜んでいる。


……これから、どうなるのかな?

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紫月(プロフ) - 羽菜さん:はい!ずっと応援してます!頑張って下さい♪ (2011年9月8日 23時) (携帯から) (レス) id: 41b8483d4c (このIDを非表示/違反報告)
紫月(プロフ) - 初めまして!前から読ませて頂いてました!とっても面白いです♪これからも更新頑張って下さい♪ (2011年9月7日 22時) (携帯から) (レス) id: 41b8483d4c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ノイチゴs)そうですね^^お赤飯を炊かなくては・・・ 羽菜!ポーのポジションイイじゃん!!それ!! (2011年9月5日 17時) (レス) id: d1012a4a76 (このIDを非表示/違反報告)
miho - ありがとうございます。ポーランドには、これからもガンバッテ欲しいです。 (2011年9月3日 11時) (レス) id: c316dd17fa (このIDを非表示/違反報告)
羽菜 - mihoさん、友達是非とも!!ポーはやはり書きやすいですね♪(口調は難しいですが…)この物語の中では彼は、主人公とリト両方の、家族&親友&兄弟みたいなものなので、キーパーソンの役割を担ってくれれば……と、思ってます! (2011年9月2日 23時) (携帯から) (レス) id: b1c4b1db52 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:羽菜 | 作成日時:2011年8月7日 1時

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