a.m.3:00 izw×kwkm ページ37
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詰め詰めすみません！
kwkmside
パチリと目が覚める。
時間は午前3時を過ぎたところ。
隣には気持ちよさそうに寝ている伊沢さんと床で乱暴に脱ぎ捨てられている服たち。
伊沢さんを起こさぬよう数時間前まで愛されていた体をゆっくりと起こしベッドから出る。
"…うわ…っふふっ。"
体を見るとそこらじゅうにつけられた紅いマークたち。
伊沢さんがまるで この体は俺の物だ と主張しているかのよう。
適当にそこら辺にあるものを羽織ってベランダに出た。まだまだ夜中で明かりがついている部屋はあまり無い。
賑やかな昼も好きだけれど静かな夜も好きだ。
そして、ベランダに出ると俺は必ず無意識で何か言葉を発してしまうようなのだ。
"…俺は本当に伊沢さんに愛されているのかな。"
俺は驚きの言葉を口に出し愕然とした。
所詮伊沢さんとの関係は体だけの関係ではない。ちゃんと2人で家に住んでるしそれなりに信頼もある。
じゃあ、なんで…なんで…？
俺はベランダの窓に背を合わせ小さく縮こまった。
"俺は…そんなに信じられないのかよ…。"
ぽつり、ぽつりと言葉と涙が零れていく。
「…俺は川上のこと愛してるよ？」
"…へ？"
見上げるとそこには伊沢さんが。
初めて伊沢さんを起こしてしまった。
"す、すみません。起こしてしまって。"
「…俺の愛し方が悪かった…？」
"え？"
"…どこから聞いてたんですか…？"
「俺は本当に、ってところから。」
"…なんだ、最初からじゃないですか…。"
"すみません、愛されてるのも分かってるし俺も愛してます。けど、なんで何でしょうかね…。"
「体だけの関係だったらその言葉分かるけどさ…俺達そんな薄っぺらい関係じゃないし。」
「やっぱり、俺の愛し方が足りないんじゃないの？よし、もう一回…。」
"…伊沢さん。それってただただ俺と シタイ だけですよね…？"
「それもあるけどさ…お互い素直になれるのはこの時間だけでしょ？このツンデレ。」
"…あいたっ。"
伊沢さんにデコピンされる。
"…じゃあ、約束を取り付けましょうか。"
「…いいよ？」
"これから下の名前で呼び合いましょう。俺は敬語を頑張って直します。それと夜以外にも素直になる時間を作りましょう。"
「うん、約束。」
"…それじゃあ寝よっか。拓司さん。"
「…なっ…//それは反則だわ。」
「明日、お休みだったよな？」
"…そうだ、よ…。しょうがないなあ…。"
愛し方はきっと変わらない。
けれど愛し方は 増える みたいだ。
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mer(プロフ) - あんころさん» あんころさんはじめまして！リクエスト承りましたぜひぜひ書かせていただきますね。今、この作品じゃなくて最新作（？）の方で投稿してるのでここでは更新できないと思います、そっちをまた見に行ってくれると嬉しいです！ (2020年4月2日 8時) (
レス) id: a041807c19 (このIDを非表示/違反報告)
あんころ - はじめまして！リクエストなのですが、fkr×kwmrっていけますか…？？もしできたらRで読みたいのですが…無理でなければぜひよろしくお願いします！ (2020年4月2日 3時) (レス) id: 4b7a069960 (このIDを非表示/違反報告)
記憶喪失(プロフ) - merさん» ええっ、見ていただいたんですか！？恐縮です……、ありがとうございます(*´ω`*) (2020年2月29日 23時) (レス) id: 3f20c1886a (このIDを非表示/違反報告)
ユリア(プロフ) - merさん» (ヾﾉ'ω')ｲｴｲｴ、楽しみにしてます！ (2020年2月29日 22時) (レス) id: a37b41dbad (このIDを非表示/違反報告)
mer(プロフ) - ユリアさん» はじめまして！リクエストありがとうございます。是非是非書かせてください！！移行してからになるので少し時間がかかると思いますが少しお待ちください！ほんとにごめんなさい！！ (2020年2月29日 22時) (レス) id: a041807c19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mer | 作成日時：2020年2月13日 23時
