Dreams can take you anywhere＿.

Shall we dance? ？？×ymmt ページ29

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お好きな方でご想像下さい。
因みに私が想像した方は文字化けが答えです。

ymmtside



僕には小さい頃から何度も見る忘れられない夢がある。

男なのに女になって素敵な屋敷で踊る話。

僕は小さい頃から夢に出てくる男の人が好きだった。小さい頃は憧れの好きだったんだろうけど歳を重ねて行く度その好きは変わっていった。

顔はしっかりと覚えてないんだけど僕よりも遥かに背が高くてスタイルが良くて…。
もう絶対にかっこいい。

出てくる役柄が王子だから王子って呼んでるんだけど。



あ、今日も王子が出てくる。





⁑ ⁑ ⁑ ⁑ ⁑ ⁑ ⁑ ⁑ ⁑



豪華なドレスを身に纏いくるりと一回転。

"どう、こうちゃん。このドレス可愛いよね！"

ko「はい、とても可愛いです！」

執事のこうちゃんがにこにことしながら言う。
歳も1つしか変わらないし仲がいいからこうちゃん って呼んでるの。

ko「あ、そろそろ時間なんじゃないですか？大広間へ向かいましょう！」

"うん！"


時間 というのは舞踏会のこと。今日はうちで舞踏会をするから その時間に間に合わないよ という意味だ。


ko「あ、今日は久しぶりに隣の国の第一王子が来るらしいですよ？」

"ほんとに！縺励ｅ繧薙″王子が！！"

僕のテンションは最高潮に上がる。

王子の名前はなぜか分からない。
ぼやけてるというかなんというか…。


あっという間に大広間に到着。
大きな扉を開けると豪華なシャンデリアときらびやかなドレスやタキシードを着た人々が。


"…うわあ…。凄いね、こうちゃん。"

ko「…はい。でもお嬢様、そろそろ慣れませんか？舞踏会初心者でもないのに。笑」

"えー…。こうちゃんは踊らないのに慣れるの早いよね〜。"

ko「お嬢様が遅いだけです！ほら縺励ｅ繧薙″王子を探しに行きますよ！」

"はーい。王子どこかなー。"

色とりどりのドレスを踏まないようにしながら急いで王子を探す。


すると、縺励ｅ繧薙″王子を発見。
王子も誰かを探しているようだった。


「…！！よしお嬢様！」

ko「あ、俺はここまでですね。お嬢様、行ってらっしゃいませ。」

"…うん、行ってきます！"

そう言って王子の方へ駆け出した。

お久しぶりです！縺励ｅ繧薙″王子。"

「お久しぶり、よしお嬢様。今日も可愛いですね。」

顔がかああっと赤くなる。

"…ありがとうございます。"

「早速ですが一曲踊りませんか？」

そう言って王子は手を差し出す。

"はい、喜んで！"

王子の手を取った。

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