黒尾鉄朗 ページ15
黒尾鉄朗
Aの血が愛おしい。
ヴァンパイアなんてカッコいいモンじゃなくて、ただの俺の嗜好。
でも、彼女を傷付けるなんて度胸俺には無くて
いつも、いつも、彼女の血はどんな味なのだろうと想像する。
そんで怪我した時とかに、ちょっと見るだけで満足できると思っていた。
結果、自分をなめていた。
目の前に寝てるA。目の前にある白く細い腕。
こんな好都合、中々ない。
襲いたいとかそんな健全なもんじゃなくて
もっとドス黒い、汚い欲。
寝ている間なんて卑劣だとわかっていても、俺の体が訴えている。
''今、やってしまえ''と。
ついに彼女の腕に手を伸ばし、自分の口元に引き寄せる。
「…ごめんな」
鈍い音と、彼女の悲鳴が、響く。
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作者 - ぽいんせちあさん» えええ!!!ありがとうございます!!嬉し過ぎてっ…🤦🏻♀️ (2022年3月26日 11時) (レス) id: 0c5a82d5af (このIDを非表示/違反報告)
ぽいんせちあ(プロフ) - 応援してます!!好きです! (2022年3月25日 14時) (レス) id: 341a75d524 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レタス様 | 作成日時:2022年1月24日 9時