影山飛雄[夢主がメンヘラです] ページ7
影山飛雄
「そろそろ行く」
『うん、行ってらっしゃい!』
今日は休校日。私の家に来ていた飛雄が、午後の部活へ向かった。
ガチャンッと玄関が閉まる音がした瞬間その場に座り込む。
なんで?なんで?なんで飛雄は私よりバレーなの???意味わかんないんだけど???
不満が溢れ出し、引き出しからカッターを取り出す。
『あぁぁ!!!何が部活だ!!!あたしより大事なんだ!!!!』
手首に傷が刻まれていく。この溢れ出る血、痛みが私を快感へと導く。
『なんで!!なんで!!何であたしは愛されないんだ!!!』
「俺は愛してる…ぞ……あ、忘れ物あったから取りに来た」
自分でも顔が引き攣るのがわかる。見られた。見られた。見られた。
『ちがぅっ!!これは、ちがっ』
飛雄は私を優しく抱きしめる。
「そんな事すんだったら俺を殴れ。もう自分を傷つけんじゃねぇぞ。」
今まで抑えていた涙が床にこぼれ落ちた。
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作者 - ぽいんせちあさん» えええ!!!ありがとうございます!!嬉し過ぎてっ…🤦🏻♀️ (2022年3月26日 11時) (レス) id: 0c5a82d5af (このIDを非表示/違反報告)
ぽいんせちあ(プロフ) - 応援してます!!好きです! (2022年3月25日 14時) (レス) id: 341a75d524 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レタス様 | 作成日時:2022年1月24日 9時