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誰視点でもない。強いて言うなら天の声か、立川視点。
特定したお相手なし。
・
(?? side.)
Twitterの最終投稿時間は、夜10時頃。
立川は珍しく早めに眠りについた。
何故か今日はとても眠かったようじゃ。眠り薬でも食事に盛られていたのだろうかという具合には、眠たそうだった。
そんなこんなで今はきっと夢の中。
彼女は一体、どんな夢を見ているのだろうか。
―さてさて、今宵は彼女の夢をすこ〜し、覗いてみることにしよう。彼女の睡眠の邪魔をする
倅もいるようだし……。
―まずは、ゆっくりと彼女を見守ることとしよう。
ゆっくりと彼女の傍に近づく怪しい二つの影。
何やらこそこそと会話をしているようだ。何を話しているのやら。
カメラを構えている男が二人。何やら普段と同じような動画を撮るようだ。
―……さて、そろそろ彼女の夢の中にでも入っていこうか。
***
―よし、入ってきたぞ。
ここは正真正銘、彼女の夢の中だ。
むむ……。何やら、軽快な音が聞こえてくるのぅ。
―もうちょっと奥へと進むとするか。
何やらアーチのようなものが見えてきた。……おおっ、これが彼女の夢への正式な入口かえ?
そろりそろりとゆっくりとアーチをくぐっていく。
すると、明らかに変わった周りの景色。
―なんと……!?
ここは、クイズ大会の会場じゃないか!!
彼女の姿を探すべく、目を凝らせば彼女は挑戦者として舞台に上がっていた。
まさか、ここまでクイズオタクだとは……思わんかった。
夢の中でも彼女は一生懸命なんじゃのぅ。
もうよい、これ以上、彼女の夢の中にはいる必要はなかろう。わしも満足じゃ……。
ふゆりと彼女の無意識化から、現実世界へと舞い降りる。
そこで、わしは頭を抱えた。
立川の傍に近づく男がまだいたのだ。
こやつら、あの子の睡眠を邪魔するつもりか……?
ふつふつと言いようのない怒りが沸くも、わしは霊体。どうすることもできん。
彼女を見守ることしかできんのじゃ。
嗚呼、男の手が彼女に触れてしまった。
ゆさゆさと揺らし、起こそうとしておる。
―嗚呼、どうか。彼女を夢から覚まさせんでおくれ。丁度、決勝戦じゃったんじゃよ。
そう願いを込めて、彼らに念を送った。
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唯華c - 了解しました!これからも応援しています!頑張ってください!! (2019年9月30日 1時) (レス) id: 7ff6de5a8e (このIDを非表示/違反報告)
瑞西(シャラルー☆)(プロフ) - 唯華cさん» いつも読んでくださってありがとうございます。リクは募集は一応しているのですが、少し複雑なので、公に募集をかける際には、本編の方で公募いたしますので、それまでお待ちください。 (2019年9月29日 11時) (レス) id: 705dc09b7e (このIDを非表示/違反報告)
唯華c - すごく面白いです!(上から目線ですみません!)更新がすごく楽しみです♪ちなみに、リク募などはしてませんか?もし、していたら教えて頂きたいです!これからも応援してます!(最後まで上から目線ですみません(・_・;) (2019年9月29日 0時) (レス) id: 7ff6de5a8e (このIDを非表示/違反報告)
瑞西(シャラルー☆)(プロフ) - みなも。さん» 了解致しました。それでは、宜しくお願い致します。 (2019年8月27日 16時) (携帯から) (レス) id: 0c3426b0a6 (このIDを非表示/違反報告)
みなも。(プロフ) - では私の方で削除させて頂きますね〜。マイナスなコメントは無いに越したことはないので(*^^*) (2019年8月27日 15時) (レス) id: d94cfd6036 (このIDを非表示/違反報告)
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