続き ページ39
『……すみませんでした。やらせていただきます』
何故かどうしても河村さんにだけは勝てない。私のペースに持っていけないのだ。
悔しすぎて下唇を噛む。噛みすぎて痛いほどに、だ。
「はっはっはー、そうこなくてはな！
...じゃあ―――よろ――く。川上...」
「...えっ、Aさんと相談しなくて―――ですか？...」
「...いいのいいの。彼女がやりたい―――かってるからさ...」
「……はぁ。
...わかりま―――ても知りま―――ね...」
何やらこそこそと二人で会話をしている模様。ところどころ聞こえるが会話の全貌は明らかではない。そして、何故かこちらを見遣ってから、呆れたようなため息を吐きだした川上を横目に、河村さんを軽く睨む。
……何故、こんなにも上手くいかないのか。―――かくいう今迄のほとんどのイタズラも返り討ちにあいかけている。……決して負けはしないのに、優位に立てないのだ。
「じゃあ、別室に移動してください。このままQKチャンネルの動画として投稿するので、二人一緒に歌ってください」
「ちょっと待って。練習はさせてくれないの？」
『ええ〜、河村さん練習しないと歌えないんですかぁ〜？』
「そんなことないですよ、僕より立川の方は大丈夫なんですか？」
『平気ですよ。私、QKとよかろうもんさんたちのコラボ100回以上は見てますもん』
「へぇ〜……今の聞きました？視聴者の皆さん
言いましたよ、この人」
煽ったのに、上手く揚げ足取りをされたような複雑な気分。
何故、こうも上手くいかないのか、本気で原因追及せねば。
「……はい、じゃあ僕と伊沢さん、須貝さんの部分がAさんで、ふくらさんと山本、こうちゃんのパートが河村さんでいいですね」
「うん」
『え、うん』
ここで、嫌な予感を察知した河村さんと私。
お互いに顔を見合わせて苦笑を溢す。
忘れていたが、彼−川上−はドSだ。
想像の斜め上をいく無理難題を仕掛けてくるに違いない。
そう思って身構えた。
にやり、川上が妖しげな笑みを零す。それと同時に背筋に悪感を感じた。
ひんやりとした寒気が身体全体を覆いつくすかのように、冷や汗がひたりと一筋流れた。
「―――ここで、」
もったいぶりながらも開かれた川上の口からは衝撃的な言葉が紡がれた。
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唯華c - 了解しました！これからも応援しています！頑張ってください！！ (2019年9月30日 1時) (
レス) id: 7ff6de5a8e (このIDを非表示/違反報告)
瑞西（シャラルー☆）(プロフ) - 唯華cさん» いつも読んでくださってありがとうございます。リクは募集は一応しているのですが、少し複雑なので、公に募集をかける際には、本編の方で公募いたしますので、それまでお待ちください。 (2019年9月29日 11時) (レス) id: 705dc09b7e (このIDを非表示/違反報告)
唯華c - すごく面白いです！(上から目線ですみません！)更新がすごく楽しみです♪ちなみに、リク募などはしてませんか？もし、していたら教えて頂きたいです！これからも応援してます！(最後まで上から目線ですみません(･_･;) (2019年9月29日 0時) (レス) id: 7ff6de5a8e (このIDを非表示/違反報告)
瑞西（シャラルー☆）(プロフ) - みなも。さん» 了解致しました。それでは、宜しくお願い致します。 (2019年8月27日 16時) (携帯から) (レス) id: 0c3426b0a6 (このIDを非表示/違反報告)
みなも。(プロフ) - では私の方で削除させて頂きますね〜。マイナスなコメントは無いに越したことはないので(*^^*) (2019年8月27日 15時) (レス) id: d94cfd6036 (このIDを非表示/違反報告)
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