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ここは…何処だろう…
足首まで浸かる川の中を歩いていく
誰もいない…
鳥の鳴き声がするだけ…
急に目の前に一本橋が現れてその先に…
「りょうくん…?」
りょう「A」
りょうくんが立ってた
笑顔で手を振ってくれる
「久しぶり」
りょう「うん」
でも何故かそっち側に行ってはいけない気がして一本橋を挟んだまま話した
「あれからね、レギュラー番組も増えて、ファンも増えたんだよ」
りょう「凄いな」
「そこからは見えないの?」
りょう「ちゃんと見てるよ」
「良かった」
りょう「ライブとかも、全部見てるよ」
「ありがとう」
りょう「これからも頑張ってな?」
「うん」
思い出話もたくさんした
急に日が暮れてきた
もう帰らなきゃ…
「りょうくん」
りょう「ん?」
「私、拳くんのところに帰るね」
りょう「…うん、もうそんな時間か…」
「じゃあね」
りょう「元気でね、幸せになりなよ?」
「うん、バイバイ」
そう言うと笑顔で手を振ってくれた
目を覚ますと拳くんが心配そうな顔で私を見ている
福良「Aっ…」
神原「とりあえず、ナースコールっ…」
福良「良かった…っ…」
「けん…くん…?」
福良「本当っ…良かった…っ…」
声を震わせて泣きそうな顔をしてる…
顔も少しやつれてる…
私…どのくらい寝てたんだろう…
先生に見てもらって拳くんに夢の話をした
「今まで…不安にさせて…ごめんね…」
福良「っ…ありがとう…」
末吉A @sue_DD
長い間ご心配をおかけして申し訳ありませんでした。
意識が戻り、命に別状はありません。
また元通りの活動が出来る様になるまでもうしばらくお待ちいただければと思います。
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伊沢拓司 @tax_i_
まじて良かった!
また一緒に仕事できるまで待ってます!
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末吉A @sue_DD
ご心配おかけしました!
またお願いします!
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須貝駿貴 @Sugai_Shunki
待ってたぜ、妹よ!
また飯行こうな!
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末吉A @sue_DD
ご心配おかけしました!
行きましょう!お兄ちゃんの奢りで!(笑)
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作者名:明希 | 作成日時:2020年5月31日 14時