ふくらP ページ12
(2018年6月)
「あっつー…」
真夏の様に日差しがキツい6月の昼下がり
スポーツジムの帰りにどっかカフェでも寄ろうかなと思って歩いてる最中、少し離れた先から見たことのある顔が歩いてくる
「ぇ…」
あれは…もしや…
最近顔出しをされたふくらPではあるまいか?
この距離からでも分かる…色白っ…
これは…あれか?話しかけて良いやつか?
『ファンなんですけど、ヤバーい!』って行って良いやつか?
「…」
止めとこ…
プライベートだからな…
こんな暑い中呼び止めるのは申し訳ないわ…
そう思って視線を下げて横を通り過ぎようとしたとき『あの…』と話しかけられた!
あの!柔らかい声で!
顔を上げると額に少し汗をかいてるふくらさんが私を見下ろしていた
「はい」
福良「DayDreamの末吉さんですよね?」
「わぁ、知ってくださってるんですか?」
福良「もちろんですよ、いつもQuizKnockの名前出してくださってありがとうございます」
「ペラペラ名前出してすみません」
福良「いえいえ、コメント欄でも『DayDreamのAちゃんから聞いて〜』ってきてますよ」
「わぁ、嬉しいです、これからも勝手に番宣させて頂きます」
そう笑って頭を下げると、同じく笑って『お願いします』と頭を下げられた
「じゃあ、そろそろ失礼します」
福良「すみません、呼び止めちゃって」
「いえ、私も挨拶しようか迷ってたんで」
福良「じゃあ」
「はい」
もう一回頭を下げて福良さんと別れた
動画の印象通りの人だったな
フワフワっていう感じの人
ほわぁ…かな?
「ま、いっか」
取り敢えず暑いから早くカフェ見つけよ
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作者名:明希 | 作成日時:2020年5月31日 14時