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彼の手錠を外すことなく、深いキスをする。

「んっ、ん"ん、ふぁっ、ぁん、」

恋人の乱れた吐息を聞く事に、俺の興奮は高まっていった。

「もっ、と、おく......」

「しゅんきくんは、欲しがりさんですねえ」

また俺の意地悪心が働いて、わざと口を離して、そのまま何もしないことにした。

「.......たくし、きて」

恋人はすぐに俺の名前を呼ぶ。

それはもう、俺のものでしかない証だ。

「はぁぅ、ん"っ、あぁん」

いつもは絶対に聞くことのない声を楽しんで、もっと欲しがる恋人を満たす。

「この姿を他の人に見られたらどうしますか?」

俺がそう質問すると、手を縛られたままの彼は涙目で首を横に振った。

「ふふ、こんなトロトロな須貝さん、いや、しゅんきくんは俺だけのものです」

そう言ってさらに攻める。

「んっ、ふぁ」

「あぁ、だめ、まっ、て」

俺の吐息と、恋人の喘ぎが混ざる。

もうどうでもいいくらいに、俺たちは溶けていった。


翌朝、目覚めると恋人はシャワーを浴びて、昨日のことなんか無かったみたいに起きていた。

「しゅんきくん、おはようございます」

ベッドに腰掛けて、わざと俺が言ってからかうと、

「やめろ、忘れろ」と顔を赤くして照れた。

「それにしても腕が痛い。しばらくものを書けそうにないな」と冗談交じりに彼が言ったので、

「それは、俺と常に一緒にいたいってことですよね」

と返す。

「そんなんじゃ、」

彼が言う前に手を引っ張って、ベッドへ倒す。

「腕が痛いなら、今日は足にしますか?」

耳元で呟くように言えば、

「......優しく、ね」

と言って丁寧に俺のシャツのボタンをいくつか外した。

王を漂わせる izw×kwmr→←甘い海水の中 izw×sgi [R]



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ゆーり。(プロフ) - wtnbさん受け美味しかったですありがとうございます( ˇωˇ )kwkm×wtnbのお話ってできますかね、、、?できるのなら、お願いします!リクエスト&コメント失礼しました! (2020年2月26日 19時) (レス) id: 46907796aa (このIDを非表示/違反報告)
yoyo(プロフ) - 緑茶さん» リクエストありがとうございます!はい、書かせて頂きます。 (2020年2月16日 15時) (レス) id: 482fadba84 (このIDを非表示/違反報告)
緑茶 - コメント失礼します!リクエストなんですが、編集長×神ってお願いできますかね?シチュはなんでも大丈夫です。 (2020年2月16日 14時) (レス) id: b20aeec65c (このIDを非表示/違反報告)
yoyo(プロフ) - 紫陽花さん» ありがとうございます!作ってみますねー!気長にお待ちください (2020年2月14日 5時) (レス) id: 482fadba84 (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花 - コメント失礼いたします。いつも拝見しています。リクエストでkwmrさん×sgiさんのお話がみたいです (2020年2月13日 21時) (レス) id: 9e4397637e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:yoyo | 作成日時:2020年1月24日 0時

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