認知 ページ6
you side
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へぶってなんやねん、へぶって。
ぶつかった衝撃と共に初めてご対面する自分の声に驚きを隠せないままでいた。
「あー何してんの須貝さん」
「ごめん、まじで前見てなかった。怪我してない？大丈夫？」
そう言いながら背中を丸め、顔を柔らかく覆う私の顔を覗きこむ。
またもや、見た事ある顔がひとつ。
『…須貝さん！！！』
「お、知ってくれてんの？ナイスガイの須貝でーす！ってそうじゃなくて！」
しっかりお決まりのポーズをした後、ノリツッコミをかましていくナイスガイ。
「で、この子が噂の新しいライターさん？」
「そだよ。須貝さん今日は会えないって残念がってたから会えてよかったね」
『あ、そうだったんですか？』
「そうだよー！午後予定あったから無理だーって思ったらその予定ドタキャンされて、こりゃもう行くしかねえってね！」
『この上ない幸福です』
「A、ちゃんと自己紹介しなね」
川上さんからのお言葉で思い出す。そういえば名も告げていなかった。まるで会ったことがあるかのような調子で喋れる須貝さんは、本当にお話が上手な方だ。
『えっと…改めまして、QuizKnockの新しいライターとなりました。AAといいます東京大学行動文化学科2年生の20歳です。よろしくお願いします！』
「お〜バリバリに文系じゃん〜。俺とは正反対！よろしくね！」
物理専攻とは正反対だ。ただ、東大という共通点だけで私は舞い上がる。
『今日はもう帰ります。丁度伊沢さんとのお話も終わったところなので』
「あ、もう帰っちゃうの！？俺本当に会っただけになっちゃうじゃんー！」
「じゃあさ、須貝さん俺の代わりにA送ってやってください」
『、え？』
い、いいのか。こんなにスーパー人気者ナイスガイが初対面の人と一緒に帰るとはなんておこがましい！
『いえ、私は一人で大丈夫なので…』
「いや、俺はまだ何も話せてない。だから俺はAちゃんと帰り道でめーっちゃ仲良くなる！川上よりも！」
「それは無理かな〜」
川上さんは苦笑しながら返事をする。私の意見なんてほっといて話がどんどん進む。
「じゃ、帰ろっか。とりあえず駅まで行こう？」
『あ、はい。ありがとうございます！』
「じゃあなA、気をつけて」
手をひらひら振ってみなさんは私に別れを告げる。
「よし、これで話す機会ができたね」
隣で終始微笑みを見せる彼だけを除いて。
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小湊みどり(プロフ) - 黄色い恐竜さん» 確かに少ないかもしれませんね笑 がんばりましょう＾＾ (2020年5月2日 23時) (
レス) id: 689108e1cd (このIDを非表示/違反報告)
黄色い恐竜(プロフ) - 小湊みどりさん» ひええほんとですか！嬉しいです…あまりいないsgiさんのお話さんの作者様ということで勝手に親近感を抱いていました…笑 がんばりましょう！ (2020年5月2日 21時) (レス) id: f5683b3f6a (このIDを非表示/違反報告)
小湊みどり(プロフ) - 黄色い恐竜さん» 初めまして、コメントありがとうございます！続きもどんどん書いていきたいと思います！あと実は私も黄色い恐竜さんの作品とても楽しみにしています…お互い頑張りましょう！ (2020年5月2日 20時) (レス) id: 689108e1cd (このIDを非表示/違反報告)
黄色い恐竜(プロフ) - 初めまして。いつも可愛い二人を楽しみにしていました…！続きがあるとのことで、とっても楽しみにしています＾＾ (2020年5月2日 18時) (レス) id: f5683b3f6a (このIDを非表示/違反報告)
小湊みどり(プロフ) - キャラメルフラペチーノさん» ありがとうございます！最後の表現少しこだわりがあったので凄く嬉しいです…！これから他のメンバーとの絡みも増やしていきますので、これからもよろしくお願いします！ (2020年4月24日 21時) (レス) id: 689108e1cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小湊みどり | 作成日時：2020年3月16日 13時
