口調 ページ21
you side
・
『こうちゃん、問題。友を』
「はい、走れメロス」
『正解っ…はやいなあ。この問題は須貝さんの伝説の瞬間だったから間違えてはいけないところだったね』
「なんでそれ俺に言うの？」
ある程度仕事が落ち着き、こうちゃんと雑談。といっても、互いにクイズを出し合うのが日常と化している。
あ、そういえば私AAはですね、こうちゃんからタメ口でいいという許可を得ました。ドンドンパフパフ〜。
理由は年がいちばん近いから。
私も最初は敬語でって思ってたんだけど、確かに年齢は近いし喋りやすいし、受け入れることにした。
「タメ口慣れたなあ。前まで聞き慣れなかったけど」
『私もちょうどその事考えてた』
「ほんと？てか最初から疑問だったけど川上さんとずっとタメだよね？」
『そだね。まあ川上さんはありがたいことに仲良くしてもらってるし、付き合い長いし、気がついたらって感じだったかな』
「別にQuizKnockのみんなタメでいーんじゃない？ね、須貝さん」
「お？何が？」
すると勝手な提案を少し離れているところにいる須貝さんに投げかけるこうちゃん。
その言葉に反応して私達2人の方へと向かってくる。
「Aさん俺にタメで喋ってくれるし、なんなら川上さんとずっとタメだし、もう全員敬語じゃなくていいんじゃない？っていう」
『いや流石に申し訳なさが残る…』
「いーじゃん、なんか仲良くなった感じするし。俺も硬いの苦手だからさ〜」
「そうだよ、俺なんて須貝さんに暴言吐いたりするしね」
『皆さんがお望みならば…』
「お望みです！」
『はい！じゃあタメ口で！』
「よろしい！」
敬語使ったら1バツな〜といいながら私の頭を撫でくり回す須貝さんにはもう慣れてしまった。
なんやかんや楽しんでる私もそれを受け入れる。
皆さんがびっくりしないように、こうちゃんから伝えてくれるとの事だった。ありがたい。
「ほら、俺にタメ使ってみ？」
『えと…これから頑張るから、須貝さん見守ってくださ…見守ってて！』
「やっぱ敬語ペナルティつける？」
『つけないでください！あ、つけないで！』
「ふはっ、弱すぎない？」
慣れない口調は、笑い合う2人の年齢差を見せつけるようだ。
8歳差を少しでも埋められるよう、これからの努力を怠らないことを決意した。
「君らそんなに仲良かったっけ？」
こうちゃんの呟いた一言は、私の気分を上昇させるには充分だった。
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小湊みどり(プロフ) - 黄色い恐竜さん» 確かに少ないかもしれませんね笑 がんばりましょう＾＾ (2020年5月2日 23時) (
レス) id: 689108e1cd (このIDを非表示/違反報告)
黄色い恐竜(プロフ) - 小湊みどりさん» ひええほんとですか！嬉しいです…あまりいないsgiさんのお話さんの作者様ということで勝手に親近感を抱いていました…笑 がんばりましょう！ (2020年5月2日 21時) (レス) id: f5683b3f6a (このIDを非表示/違反報告)
小湊みどり(プロフ) - 黄色い恐竜さん» 初めまして、コメントありがとうございます！続きもどんどん書いていきたいと思います！あと実は私も黄色い恐竜さんの作品とても楽しみにしています…お互い頑張りましょう！ (2020年5月2日 20時) (レス) id: 689108e1cd (このIDを非表示/違反報告)
黄色い恐竜(プロフ) - 初めまして。いつも可愛い二人を楽しみにしていました…！続きがあるとのことで、とっても楽しみにしています＾＾ (2020年5月2日 18時) (レス) id: f5683b3f6a (このIDを非表示/違反報告)
小湊みどり(プロフ) - キャラメルフラペチーノさん» ありがとうございます！最後の表現少しこだわりがあったので凄く嬉しいです…！これから他のメンバーとの絡みも増やしていきますので、これからもよろしくお願いします！ (2020年4月24日 21時) (レス) id: 689108e1cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小湊みどり | 作成日時：2020年3月16日 13時
