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それは、僕のセリフだ。
後輩だからって、希望通りのものを食べさせてもらって、奢って貰った。それに、好きな人と食事が出来た。


「いえ、こちらこそご馳走になりました。ありがとうございます」

「いーの。私は、問君と食べたかっただけだから。けど、流石大学生だね。ペロリと食べちゃって、、、私お腹パンパンだよ〜」

 
また太っちゃうと言葉を溢す斎藤さん。
いやいや。セクハラぽいけど、何処からどう見ても斎藤さんはスタイルが良いと思うし、充分痩せてると思う。スーツの上からでもわかるほど、そのスタイルの良さは見え見えだよ。彼氏でもないのに、妬けてしまう。


「あ、そう言えば、、、コンビニに新スイーツ発売されるんだった!すっかり、忘れてた。ごめん問君。コンビニまで、付き合って貰える?」


甘い物、やっぱり好きなのかな?


「全然構いませんよ。
 それよりも、斎藤さん。よくコンビニスイーツ食べてますよね」

「え?
 あはは。そんなに食べてた、私?笑」


しまった。失礼な事を言ってしまったかな、、、?


「甘い物が好きでね。つい、自分の活力として食べちゃうのよ。でも、そんなに人から見られてたなんて。ちょっとだけ、恥ずかしいや」

「や、あの、、僕は、お菓子作りが趣味なので。だから、気になってしまってて」


あぁ。僕のバカ。これで、斎藤さんのことをいつも見ているのがバレたら。絶対気持ち悪がれる。


「そうなんだ〜。問君のお菓子、毎回美味しそうだもん。
 Twitter見てたら、飯テロされるてるよ笑」

「み、見てるんですか?」

「うん、見てる。
 問君って、すっごくマメだな〜って。
 自撮りとかお菓子の写真とか。とても素敵だなっていつも感じてる」

「そ、そうなんですね//」


恥ずかしい。そんな、きちんと見られてたなんて。でも、これってチャンスでは?


「斎藤さん」

「どうした?」

「あの、これから僕が作ったお菓子、食べてくれませんか?1人では食べ切れない量ですし、甘い物が好きなら是非と思って」


迷惑、かな。


「え!いいの!?
 嬉しい。ありがとう、問君」


「っ!//」


見た目と裏腹に、はしゃぐ彼女。これでもかと、とびきりの笑顔を向けてお礼を言われる。普段は、バリバリ仕事しててカッコよくて美人なのに。こういう時だけ。僕よりも年下のようにあどけなさが残る可愛らしい笑顔。
どちらの斎藤さんも好き。それよりも、そのギャップにドキドキしてしまう。




ほんと、今日も好きだな。

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神影(プロフ) - 山本さん・・・ぐすっしくしくしく (3月27日 1時) (レス) @page21 id: 690f341ea7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鳩原色 | 作成日時:2023年4月6日 23時

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