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オフィスで記事を書いている時
上手く文章が浮かばなかった。
ここを、読んでくれてる人たちに分かりやすくする為には、どうやって書くべき?
何で僕は、こんなに上手く書けないんだろ……。
最近、細かいミスが重なっていて
元々気分が落ち込んでいるのに、更に落ち込む。
山本「はぁ……」
周りのライターをしてるみんなは、あんなに上手く書いているのに。
自分の記事がQuizKnockのWebで初めてとなってもちゃんと分かるように、誰にでも理解してもらえる記事を書いている。
周りと比べて、劣等感を感じて
また落ち込む。
そこから僕の意識が途切れた。
山本「ぁっ……」
目を開けると、そこは仮眠室で
僕の両手は首の方に来ていた。
その先に少し重みを感じ、目線をそっちに動かすと、包丁があった。
また僕は、死ぬ前に気づいてしまったのか……。
もう、いいや。
このまま死んじゃった方が楽だし。
僕は、痛いのも苦しいのも苦手だけど
ちょっと我慢すれば、あとは解放されるし。
僕が意を決して、力を入れようとした
その時
ガチャッ!
渡辺「山本さん!」
勢いよく開いたドアから、こうちゃんが入ってきた。
渡辺「山本さん、何やってるんですか!」
山本「何って……見れば分かるでしょ?死ぬの!もう、僕、辛いんだよ……。毎日毎日さ……」
やばい、涙が出てきた。
山本「いつからか分からないけど、毎日情緒不安定で、自分でコントロール出来なくて……辛いの。死んだ方が楽なの!ねぇ、こうちゃん、僕と一緒に死のう……?」
2人だったら、そんなに怖くない。
山本「ねぇ……。ねぇ、こうちゃん……。一緒に、僕と一緒に、死のう……」
僕は、そう言いながらこうちゃんに近づき
こうちゃんの首に包丁を突きつけた。
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琉智亜(プロフ) - 凛花さん» ありがとうございます! (2020年2月21日 19時) (レス) id: e44aaae991 (このIDを非表示/違反報告)
琉智亜(プロフ) - 凛花さん» ありがとうございます! (2020年2月21日 19時) (レス) id: e44aaae991 (このIDを非表示/違反報告)
凛花(プロフ) - 琉智亜さん» 了解です!承りました(*^^*) (2020年2月21日 19時) (レス) id: 322dd9cdae (このIDを非表示/違反報告)
琉智亜(プロフ) - 凛花さん» じゃあそれでお願いします! (2020年2月21日 19時) (レス) id: e44aaae991 (このIDを非表示/違反報告)
凛花(プロフ) - 琉智亜さん» 全然大丈夫ですよ! (2020年2月21日 19時) (レス) id: 322dd9cdae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:凛花 | 作成日時:2020年2月4日 19時