体調が不良気味のようです【QK】-4-

精神系 / ymmt -.ﾟ・*.yumi.*・ﾟ.さんリク- ページ6

山本｢はぁ……｣


最近、大学の方が全然上手くいかない。


大量のレポートがあって忙しいし


QuizKnockで、前より少し有名になったからか


教授の僕に対する当たりも強くなってる気がする。


それに前、大学内を歩いている時に


｢あいつ、QuizKnockってのに入ってるYouTuberなんだってよ｣


｢ちょっと人気が出てきたからって調子に乗ってるよな｣


そんな言葉が聞こえてきた。


調子になんて乗ってるつもり全くない。


自分が好きなことを出来る環境だから、いるだけなのに。


……なんて訴えたって、結局無駄だろうから何も言わないけど。


山本｢はぁ……｣


ストレスだらけで、このままだったらパンクしてしまいそう。


何か、いい発散方法はないかな……。


僕は小物入れの中を漁ってみた。


山本｢あった｣


本当はやりたくないんだけど、背に腹は変えられない。


このままだと発狂しそうだし。


カチッカチッカチッ


いつになく良い音に聞こえる。


僕はそれを左手首に押し付けた。


山本｢んっ……！｣


刃物で切ってるから当たり前なんだけど、痛い。


だけど、その代わりに心が少し軽くなったような気がした。


これしかない。


そう思った。


切った後に滲む血が、その傷が


まるで今の僕の心を具現化したようだった。



-1ヶ月後-


それから1ヶ月が経った。


リスカは毎日のようにしているが、もうそろそろその効力もなくなってきてしまった。


死にたい。


そう思えるくらいに辛かった。


死んだら、楽になれるじゃん。


死んだら、もう悩まなくて済むじゃん。


死んだ方が、メリットがたくさんある。


と言うよりは、生きててもメリットがない。


本当に、死んじゃおうかな……。


僕は行動力がある方だから、決めたらすぐそうやって動いてしまう。


僕が入れる、高さのある建物って……1箇所しかなくない？


オフィスでみんなが帰った後にするか。


流石にバレたくないしね。


そうと決まれば、明日も出勤しないといけないし


明日決行しよう。

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