体調が不良気味のようです【QK】-4-

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オフィスに居る時は、バレへんように細心の注意を払う。


あとは食事時ね。


匂いだけで吐き気がするから、匂いを嗅がなくてもいいように


食事の時間になったら、サラッと部屋を出て行く。


こうすることで何とかオフィスで仕事をしていた。


今は記事のチェック中で、パソコンに向かっているから良いんだけど


実は最近フラフラして、しかも体力が異常にない。


少し歩いただけでも息切れするレベルで


出勤や退勤が異常に疲れる。


伊沢さんに確認しに行こうと思って、椅子から立ち上がった時


川上｢ぁっ……！｣


足に力が入らなくて、そのまま倒れ込んでしまった。


頭もボーッとするし、みんなの｢川上！？｣ ｢大丈夫か！？｣なんて言葉たちもどんどん遠くなっていく。


俺は意識を失った。



川上｢んっ……｣


ゆっくりと目を開けると、見慣れない天井で視界が埋め尽くされた。


ここは……


少し顔を横に動かすと、点滴が見えて


病院？なのか。


と1人で納得した。


ガラッ


山本｢川上さん！起きたんですか？｣


病室のドアが開き、山本と伊沢さんが入ってきた。


川上｢どうして、俺……｣


｢病院にいるんですか？｣


純粋に感じていた疑問を2人にぶつけると


2人は驚いた顔をしていた。


伊沢｢川上、自分で分かってないの？｣


川上｢え、はい｣


山本｢川上さん、倒れたんですよ？栄養失調で｣


俺が、栄養失調で……？


伊沢｢俺たち、言えないでいたけどさ。みんなずっと心配してたんだよ？川上のこと｣


心配？


川上｢どうしてですか？｣


山本｢川上さんが短い期間でどんどん痩せていくからですよ！｣


川上｢俺、そんなに痩せた……？｣


山本｢自覚ないんですか？｣


そんなに痩せたなんて思ってないんやけど……。


伊沢｢取り敢えず、退院するまではちゃんと安静にしておくこと！こっちの心配はしなくていいから。ね？｣


川上｢……はい｣


栄養失調が治るまで1週間という期間を要したけど


何とか退院することが出来た。

3→←拒食症 / kwkm -マシュマロﾟ?(*´｀*)?ﾟさんリク-

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