体調が不良気味のようです【QK】

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俺がオフィスでパソコンに向かっていると


伊沢｢あれ？川上｣


そんな伊沢さんの声が聞こえた。


川上｢どうしたんですか？｣


伊沢さんの方を見ると、伊沢さんは少し驚いたような顔をしていて


俺が不思議に思っていると


伊沢｢川上、聞かれたくなかったらごめんね｣


聞かれたくなかったら……？


山本｢どうしたんですか？伊沢さん｣


河村｢めっちゃ急だね｣


川上｢どういうことですか？｣


周りにいた人たちも、伊沢さんが急にそんなことを言ってるから不思議に思ってるらしい。


伊沢｢あのさ……その手首の傷、どうしたの？｣


川上｢っ……！｣


本当に急すぎて、頭の中が真っ白になった。


まるで一瞬、時が止まったような。


手首の傷、ってこのリスカの痕のことやんな？


バレた？いつ？


頭の中でそんな疑問たちがぐるぐると回り、伊沢さんの質問には答えられずにいた。


そんな時


須貝｢多分だけどさ〜｣


今まで黙っていた須貝さんが、口を開いた。


須貝｢2ヶ月くらい前からじゃね？｣


川上｢え……｣

何で、それを……？


渡辺｢須貝さん、知ってたんですか？｣


須貝さんにとっくにバレてたってこと……？


須貝｢いや、傷を見たのは、今が初めてだよ。だけどさ、2ヶ月くらい前からちょっと川上可笑しかったじゃん？｣


山本｢可笑しかった？｣


渡辺｢そうでしたっけ？｣


可笑しかったって感じていたのは須貝さんだけみたい。


須貝｢だって、めっちゃ暑い日にみんなが半袖の中、川上だけ長袖だったり、顔に隈が目立ってたり、明らかに可笑しかったよ｣


それで分かったって、普通に須貝さんが凄くないですか？


福良｢確かに、今思えば可笑しいですね｣


河村｢え、それで分かってたってことですか？｣


須貝｢まぁ、何かしら悩んでるんだろうな、とは思ってた｣


そんな情報だけで推測できるなんて、須貝さんって何者？

3→←鬱 / kwkm -マシュマロﾟ?(*´｀*)?ﾟさんリク-

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