体調が不良気味のようです【QK】

体調不良 / izw -雪さんリク- ページ28

伊沢｢んぅ……ふぁ……｣


何となくいつもと違うような、そんな身体の違和感に勝手に目が覚める。


起きるにしてはちょっと早いけど、2度寝して、ちゃんとした時間に起きれる自信ないし……。


伊沢｢準備、始めるか……｣


ゆっくり準備しても、余裕で間に合うでしょ。


ベッドを出て、立ち上がる。


伊沢｢おっ、と……｣


すると、クラッとして、倒れそうになってしまった。


伊沢｢目眩……｣


この倒れそうになった理由が、目眩だけでないことくらい


俺だって自分で気づいてる。



ピピピピッ


伊沢｢やっぱり……｣


準備も終わらせ、時間に余裕がある俺は


迷いに迷った挙句、熱を計ることにした。


伊沢｢37度7分か……｣


37度5分もないと思ってたから、予想よりちょっと高かったな。


今日、あんまり人居ないし、誰かに言えばいっか。


別にこれくらいの熱なら、仕事はできるでしょ。



俺は体温計をしまうと、さっきまとめたばかりの鞄を手に持ち、家を出た。



ガチャッ


オフィスの中へ入ると


福良｢あー、伊沢！丁度良かった！｣


忙しなく動く福良さんがいた。


伊沢｢どうしたんですか？｣


福良｢実は、山本とこうちゃんが熱出しててさ｣


山本とこうちゃん、2人とも？


伊沢｢何度なんですか？｣


福良｢今、計ってもらってる｣


ピピピピッ

山本｢福良さん……鳴りました｣


福良｢貸して？うわ……38度2分か……｣


いや、普通に高いな。


福良｢こうちゃんも計ってー｣



こうちゃんの手に体温計が渡って約1分後


ピピピピッ


渡辺｢鳴りましたー……｣


福良｢何度〜？38度ジャストか……｣


2人とも俺より高いじゃん！


これ、俺も熱あるなんて言えないな……。

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